マレーシア最大手取引所に仮想通貨リップル(XRP)上場!

Ripple(リップル)の発表によると、暗号資産(仮想通貨)XRPが、マレーシア最大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるLunoに、新たに上場されることが明らかになった。

Lunoはロンドンに本拠を置く暗号資産(仮想通貨)取引所で、今年10月にマレーシア証券委員会からの承認を得たことで、マレーシア国内での取引が再開されていた。

Lunoのアジア地域の責任者であるVijay Ayyar氏は、「XRPがプラットフォームに上場されるのは我々にとっても非常に明るいニュースだ。今後、Lunoは規制に準拠したままで、提供をどんどん拡大していきたいと考えている。」と述べている。

リップルとマレーシアの関係はとても根深い。

東南アジアで最大のネットワークの1つであるCIMBグループは、昨年11月にリップルの国際送金ネットワーク「RippleNet」に参加し、他のRippleNetメンバーへのアクセスを活用して、送金ビジネスを拡大する意向を発表していた。

これにより、マレーシアを含むASEAN諸国内外への送受金を、安く・速く行うことを目指している。

Lunoのゼネラルマネージャーであるデイビッド・ロー氏は、「現時点で言えることは、成長とともに暗号資産(仮想通貨)の提供を増やし、顧客の安全と規制へのコンプライアンスを最優先事項とすることを計画しているということだ。」と述べる。

はやければ、今年12月中、もしくは2020年初頭のうちには、マレーシアの国民がXRPの取引を行えるようになるという。

マレーシア国内銀行の金利は非常に高いため、「リップルのユースケースはかなり多いのではないか」と、マレーシア国民の間でリップルへの期待感は急激に高まっているようだ。

世界中あらゆる国と地域で、その実需を高めていく暗号資産(仮想通貨)XRP。

マレーシアでのXRP流通は、ASEAN諸国内での金融面の結びつきを強めるという点においても大きな恩恵をもたらすだろう。

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