JPモルガンのアナリストが、仮想通貨市場の今後の見通しを発表した。
同社によると、仮想通貨は8月17日から大きな下落に見舞われたものの、困難な局面は過ぎ去ったとしている。
今後の下落は限定的か
JPモルガンがCMEのビットコイン先物ポジションを分析したところ、ロングポジションの解消は初期段階ではなく、完了段階に近づいている見通しであると発表した。
ニコラオス・パニギルツォグロウ氏率いるアナリストグループの見解によると、短期的には仮想通貨市場の下振れは限定的なようだ。
同グループは、XRPの判決やペイパルのステーブルコインのローンチ、ビットコイン現物ETFの承認予想などのポジティブなニュースを背景にトレーダーはロングポジションを保有していたと指摘。また、来年のビットコインの半減期イベントを控え、一部のトレーダーは早期のロングポジションを持っていたと述べた。
しかしこれらのポジションは、SECがXRPの判決に対して控訴を決めたことやビットコイン現物ETFの承認可否の延期、ステーブルコインに関する厳しい規制の議論などにより、調整が発生したと語っている。
このような以前のポジティブなニュースが薄れたことで、ここ数週間でロングポジションの清算の波が誘発され、現在もその余波が続いている。
また、イーロン・マスク氏率いるスペースXのビットコイン売却報道が、調整を更に促すきっかけになったと指摘した。
一方で、同グループは「ロングポジションの清算は始まったというよりも、むしろ終盤に差し掛かっている」として調整が終わりに近づいていることを示唆している。
しかし長期的な視点では、SECとリップルの訴訟が延長されたため、この問題が新たな不確実性を引き起こす可能性があると警告している。
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この記事はTHE BLOCKの「JPMorgan sees ‘limited downside’ for crypto markets over the near term」を参考にして作られています。