タンザニア中央銀行がCBDCに関する調査を実施、段階的かつ慎重アプローチで引き続き検討へ
タンザニア中央銀行が、CBDCの導入について独自の見解を示した。
同行の声明によると、「現在もCBDCの導入を検討している…が、これが影響を与える可能性のある課題を特定し、段階的かつ慎重アプローチを取る予定である」という。
これに加え、タンザニア中央銀行は、「さまざまなタイプのCBDC発行及び管理に係るモデル」や「CBDCがトークンベース又はアカウントベースのいずれによるか」などを調査したという。かかる調査について、以下のように説明している。
「現時点での調査の結果、世界の100か国以上がCBDC採用の過程のさまざまな段階にあるようです。88か国が研究段階、20か所が概念実証段階、13か国が試験運用段階、3か国がローンチ段階にあることが明らかになりました。」
また、現在CBDCに関して想定されている主な課題として、タンザニア中央銀行は、「実装に要するコストが高いことや、支払システムの非効率性、既存エコシステムの混乱リスク」などを挙げている。
「これらの調査結果の分析は、世界中の中央銀行の大半が、経済の金融安定性を混乱させる可能性のある潜在的なリスクを回避するために、CBDCの実装ロードマップで慎重なアプローチを取っていることを示しています。」
なお、現段階では、同行は、CBDCに関する決定の時期等を明確にしていないものの、「目標を達成するために、他の中央銀行を含む利害関係者との監視、調査、協力を続けていく」との姿勢を明らかにしている。
2021年11月、タンザニア中央銀行のフローレンス・ルオガ総裁が、タンザニアでデジタル通貨の研究を拡大し、中央銀行職員の能力を強化する計画が進行中であることを発表したことで、同国は仮想通貨業界内外から大きな注目を集めていた。

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この記事は「Tanzania ‘cautious’ on CBDC adoption after initial research」を参考にしています。