ロシア内務省は現在、仮想通貨ウォレットとその所有者を結びつけることを可能にするデジタルツールを使用している。
このソフトウェアは仮想通貨取引の監視を容易にする機能も備えていると、同省はロシアのメディアに語っている。
ロシア警察、新しい仮想通貨トレースツールを誇示
ロシア連邦内務省MVDの職員は現在、「法執行機関の個人アカウント」と呼ばれる専門のデジタルプラットフォームにアクセスできる、とタス通信が報じた。
同省は、この新システムを利用して仮想通貨ウォレットの所有者を特定していることを明らかにした。
MVDの経済安全保障・反腐敗主要部門の責任者であるアンドレイ・クルノセンコ警察中将は、12月9日に汚職撲滅の取り組みに対する国民の意識を高めるために祝われる国際汚職防止デーの前夜、取材に対して「このデジタルプロジェクトはすでに実施されて、うまく稼働している。」と述べた。
「この分析ツールにより、ロシア経済に対する特定の金融リスクについて収集した情報を迅速に受け取り評価することができ、またサイバー犯罪対策やその他の分野における国家プロジェクトでの共同作業の結果をまとめることができる。」と、彼は説明している。
すでにウォレット所有者を特定した実績があると主張
またMVDの高官は、この統合製品に仮想通貨の取引を監視するために開発されたモジュールが搭載されていることを強調した。
「このツールを使って、仮想通貨ウォレットの不謹慎な所有者を特定するという好例がすでにある」と同将軍は述べたが、それ以上詳しく説明しなかった。
MVDの新しい仮想通貨追跡機能の発表は、4月に財務省がロシアの仮想通貨分野を規制する推進の一環として、国内の法執行機関から提出された多くの提案を検討するために受理したことを受けて行われたものだ。
その中で、デジタル資産の差し押さえと暗号取引データの報告について言及されていた。
また、ロシア当局が仮想通貨を含む取引を追跡・分析するプラットフォームを開発しているというニュースは、2年前に報じられていた。
2020年8月当時、人工知能技術を採用したとされるシステムのプロトタイプがテスト中だった。
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