欧州連合の仮想通貨規制法案は、いくつかの追加手続きを経て法制化される予定だが、多くの仮想通貨インフルエンサーに影響を与える可能性がある項目が含まれている。
MiCA法案にインフルエンサーに対する警告が含まれる
仮想通貨の規制を目指す欧州連合の法案は、仮想通貨インフルエンサーが潜在的な利益相反を開示しなかった場合、市場操作の罪で起訴される可能性がある。
仮想通貨市場(MiCA)法案は、10月10日に欧州議会の経済金融委員会で承認されており、あと数回のハードルを越えた後に立法化される。
ステーブルコインの発行元であるサークルのEU戦略・政策担当ディレクター、パトリック・ハンセン氏は法案の成立を注視しており、11月1日のツイートで、適切な情報開示なしに行われた公開コメントに言及した部分に注意を促している。
「クリプトインフルエンサーは要注意。開示なしに(ソーシャル)メディアで暗号資産にコメントし、その影響から利益を得ることは、MiCAが施行されればEUで市場操作とみなされるだろう。」
Crypto influencers beware: Commenting on crypto assets in (social) media without disclosure and profiting from the effects of that will be considered market manipulation in the EU once MiCA is in force.@zachxbt pic.twitter.com/BflVXPazjS
— Patrick Hansen (@paddi_hansen) November 1, 2022
ハンセン氏が取り上げた項目は、暗号資産にポジションを取った後に意見を述べ、その利益相反を効果的に開示しないことは、市場操作とみなされる可能性があるというものだ。
この項目は「仮想通貨市場の整合性を確保するために、暗号資産に関連するインサイダー取引、違法な内部情報の開示、市場操作を防止する」ことを目的としたMiCA法案に含まれる措置の一部となっている。
インフルエンサーへの警告を支持する声も
この一節は仮想通貨コミュニティから一定の関心を集めた。
Redditの仮想通貨関連投稿(cryptocurrency subreddit)では、コミュニティが支持されていることを示唆しており、スレッドのトップコメントには次のような記述がある。
「特定のプロジェクトを売り込み、人々に与えた損失に対して決して責任を取らない。そろそろインフルエンサーが相応の報いを受けてもいい頃だ。」
MiCAが完全に適用されるのは2024年になりそうだが、ハンセン氏は「純粋な形式的なもの」とまで言及しており、成立の可能性は非常に高いようだ。
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