インドの大手仮想通貨取引所WazirXは、USDコイン(USDC)をプラットフォームから上場廃止し、残りの残高をBinanceがサポートするBinance USD(BUSD) ステーブルコインに変換することを決定した。
仮想取引所WazirXはUSDCを上場廃止
WazirXは月曜日に、Pax Dollar(USDP)やTrueUSD(TUSD)といった他のステーブルコインとともにUSDCの入金を停止したと公式に発表した。
発表によると、同プラットフォームは代わりにBUSDステーブルコインを提供し、ユーザーの流動性と資本効率を向上させるという。
WazirXは、10月5日にユーザーの既存のUSDC、USDP、TUSDの残高に対して、1:1の割合でBUSDに自動変換を実施する予定だ。
「ユーザーは、変換が完了すると、USDC、USDP、TUSDの残高をBUSD建ての口座残高で見ることができるようになる。」と取引所は述べている。
「WazirXは、自動変換の対象となるステーブルコインのリストを修正する可能性がある。」
USDC、USDP、TUSDの出金は、金曜日までWazirXで利用可能だ。
その後、プラットフォームは9月26日にスポット取引ペアからステーブルコインの登録を解除する予定となっている。
WazirXではUSDCの利用が少なかった
CoinGeckoのデータによると、WazirXは発表前にUSDCを微々たる量しか取引していなかった。
本稿執筆時点では、WazirXに掲載されているUSDCの取引ペアは対Tether(USDT)のみで、1日の出来高は3400ドル(約49万円)だ。
一方、BUSDはWazirXに2つの取引ペアがあり、対USDTステーブルコインと対インドルピーで取引されており、1日の取引量はそれぞれ5,700ドル(約81万円)と5,200ドル(約74万円)に達している。
規制対象のフィンテック企業Circleと仮想取引所Coinbaseによって立ち上げられたUSDCは、USDTに続く時価総額2位のステーブルコインである。
本稿執筆時点では、USDCの時価総額は500億ドル(約7兆1450億円)に達し、時価総額3位のステーブルコインであるBUSDの時価総額は206億ドル(約2兆9440億円)となっている。
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