新しい DappRadar レポートは、分散型金融 (DeFi) サブセクターに存在する資本の急激な減少に警鐘を鳴らした。
このレポートでは、DeFiにおいてロックされた総価値(TVL)が、わずか8ヶ月で70%もの大幅な減少を記録したことを強調している。
DeFiのTVLは驚くべき減少
データ収集・分析会社によると、年初のDeFiのTVLは2500億ドル(約35兆6680億円)前後で推移していた。
レポートによると、DeFiのTVLは現在742億1000万ドル(約10兆5880億円)で、これは「驚くべき減少」であると指摘している。
ブロックチェーンのTVLは、そのスマートコントラクト内に保有される総資本を表している。
TVLは、ネットワークにロックされた担保の量に、資産の現在価値を掛けることで算出される。
トルネードキャッシュへの制裁が影響か
DappRadarのレポートでは、DeFiのTVLが低下したきっかけとして、仮想通貨ミキサーのトルネードキャッシュに米国政府が課した制裁を指摘している。
「(8月は)トルネードキャッシュの危機のために市場にとって特に困難であり、TVLは前月比10.47%下落し、約87億ドル(約1兆2410億円)を失った。」
チェーンの中で際立っているのは、イーサリアム(ETH)が依然として最も人気のあるチェーンである、と報告書は述べている。

「イーサリアムは引き続き最も目立つチェーンで、514億7000万ドル(約7兆3430億円)でDeFi TVLの69%を占めており、これは前月より11%、2021年8月より56.63%減少している。」
また、このレポートでは、他のレイヤー1チェーンのTVLに関するパフォーマンスについても最新情報を提供している。
「BSC(バイナンス・スマートチェーン)も前月比6.44%減、前年比75.67%減と驚くべき減少を見せている。ウォレット攻撃の結果、Solana TVLは8月の最初の4日間で27%減少し、月の残りの期間も6%減少し続け、現在は21億1000万ドル(約3010億円)となり、約10億ドル(約1430億円)の損失となっている。」
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