アメリカ最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseは、大物金融監査顧問をコンプライアンス責任者として採用した。ヨーロッパ市場進出への準備を着々と進めている印象だ。
今回就任したMark Kelly氏は金融業界でも有名なコンプライアンスアドバイザー。バークレイズキャピタル、リーマン・ブラザーズといった超大手金融企業の会計監査を30年以上担当してきた実績のある人物だ。
前職としてロンドンの金融監査企業にて、マネーロンダリング対策やEU金融規制遵守のためのアドバイザーをしており、Coinbeseでも同様の役割を担うことが期待されている。
Coinbaseは昨年3月に英金融行動監視機関から電子マネー運用ライセンスを取得し、英国・EU圏内での取引所運用が可能になった。
その後、昨年8月には英ポンドでの入出金サービスを開始し、今回大物会計監査顧問を登用したことでヨーロッパ市場への進出の下準備を積極的に進めていることが伺える。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner