Kinetiqが開発するハイパーリキッド向けL2「Elysium」は11月9日、一般向けメインネットを公開する。暗号資産(仮想通貨)HYPEをガス代に使う実行レイヤーが一般開放され、AeroやKyberSwapなど複数の取引関連プロジェクトが初日から対応する。
公開前までは非公開メインネットで運用してきた。Elysium公式Xは11月4日、Aeroが初日から参加すると告知し、「Elysium上でAeroが初日に参入する」と述べた。5日にはKyberSwapの初日対応も案内した。
初日対応として名前が挙がっているのは、Aero、KyberSwap、fomo、Pump.fun、OpenSea、GMGN、Maestroなどだ。KyberSwapは10月27日の時点で、初日対応の準備完了を表明していた。
ElysiumはArbitrum Orbitを使うロールアップで、決済はHyperEVM、ガス代は1対1でブリッジされるHYPEを使う。公式ドキュメントでは、0.1秒ブロックと毎秒3億ガス処理を目標に掲げ、処理能力はHyperEVMの約100倍としている。
シーケンサー手数料収入は、50%をKNTQの買い戻しと焼却に充て、25%をビルダー向けコントラクトに自動配分し、残る25%を運営が受け取る設計だ。初期段階ではHyperCoreの板情報と注文への直接連携は含まず、約4週間後のアップグレードで追加する予定としている。
今回の一般公開は、HYPE建てで動くハイパーリキッド周辺アプリの受け皿を先に開き、後続のアップグレードで中核機能との接続を広げる日程となる。