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ビットワイズ、2036年のビットコイン価格を約2.5億円に上方修正

2026年10月29日 15:17  Arai Yu

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ビットワイズは10月28日、「2027 Bitcoin Long-Term Capital Market Assumptions」レポートを公表し、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの2036年価格を基本シナリオで159万9766ドルと試算した。

2026年9月30日時点の8万3557ドルを基準にした年率リターンは34.3%となり、機関投資家向け主要資産の中で最も高いリターンを見込んだ。

基本シナリオは前年版の2035年130万ドルから上方修正した。主因の一つは、ビットコインが取り得る価値保存市場の規模を91兆ドルから109.8兆ドルへ引き上げたことにある。

ビットワイズは前年と同じ総アドレス可能市場(TAM)モデルを使い、金とBTCで構成する価値保存市場でBTCが25%のシェアを獲得し、機関投資家の運用資産では1%の配分を得るなど、計7市場での浸透を前提に価格を算出した。

弱気シナリオは13万686ドルで、年率リターンは4.6%となる。強気シナリオは366万7911ドルで、年率リターンは46.0%とした。シナリオ間の差はあるものの、いずれも流通済み供給の制約を織り込んでいる。

需要面では、機関投資家の運用資産147兆ドルのうち1〜5%がビットコインに配分されれば、買い需要は1.5兆〜7.4兆ドルに達する。一方、新規供給は年間140億ドル程度にとどまると見積もった。流通済み数量は2010万BTCで総供給量の95.7%に達しており、年供給増加率は0.8%、2028年には0.4%、2032年には0.2%へ低下する前提を置いた。

マット・ホーガン(Matt Hougan)最高投資責任者は「前年とまったく同じモデルに更新データを当てはめ、10年予想を130万ドルから160万ドルへ引き上げた」と述べた。そのうえで「これらの要因を総合すると、BTCは今後10年間で主要な機関投資家向け資産の中で最も高いリターンを上げると予測する」と説明した。

画像:Shutterstock

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