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レジャー、改ざん対策を強化した新端末「Ledger Atom」発表

2026年10月16日 11:59  2026年10月16日 12:36  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)ウォレット大手レジャーは10月15日、イベント「Ledger Op3n」で新端末「Ledger Atom」を発表した。日常アプリを使いながら取引署名などの機密操作を分離できる設計を示した。Founder’s Editionの価格は849ドルで、100ドルの全額返金可能なデポジットによる予約受け付けを始めた。

Ledger AtomはAndroidオープンソースをベースに日常アプリを実行し、機密性の高い承認処理はSecure Element上で動くLedger OSが担う。取引署名に加え、AIエージェントの承認にも対応する。FPGAチップで通常利用向けのStandard Modeと機密操作向けのSecure Modeを自動で切り替える。

通信はデータ専用の4G/5G eSIMに対応する。音声通話やSMS、緊急通報には対応せず、カメラとマイクは物理スイッチで切断できる構成とした。ポスト量子暗号にも対応する計画を示した。

Solana Mobile(ソラナ・モバイル)はハードウェア拡張パートナーとして参画し、Seekerアプリを全端末にプリインストールする予定だ。Payward(ペイワード)傘下で暗号資産取引所を運営するクラーケンとの統合も検討している。AI関連ではOpenClaw経由でエージェント操作の承認を扱うとしている。

不正装置対策では、包装の不正開封防止に加え、筐体の開封やディスプレイの取り外しを検知する仕組みを計画する。Secure Element、MCU、FPGAそれぞれに耐タンパー機構を組み込む方針も示した。供給網を悪用した改ざんへの警戒が強まるなか、端末本体と流通過程の両方で対策を計画している。

パスカル・ゴーティエ(Pascal Gauthier)会長兼CEOは「AIで誰でも攻撃者の標的になりうる世界では、デジタルの自由は、あればよいものではなく必須だ。私たちは12年間、利用者のお金を守ってきた。Ledger Atomでは、お金、アイデンティティ、言葉、そして本人に代わって行動するエージェントを保護する」と述べた。

レジャー端末に不正チップ発見、8,600万ドル超のハッキング被害か

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