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キオクシア株、2日で約16%下落|中国CXMTの新DRAMで競争激化懸念

2026年10月15日 11:57  Arai Yu

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キオクシアホールディングス株は10月14日、前日比490円安の1万4690円で取引を終えた。13日の13.28%安の1万5180円と合わせ、2営業日で約16%下落した。中国のDRAM大手CXMTによる新技術の発表が、メモリー市場全体の競争激化懸念を強めた。

売りのきっかけとなったのは、CXMTが上海の業界イベントで、記憶素子面積を従来の6F²から4F²に縮小する新構造を採用したサーバー向けDDR5メモリモジュールを2026年末までに投入する方針を示したことだ。素子の高密度化につながり、報道では30〜50%程度の密度向上の可能性にも言及されている。

キオクシアの主力製品はNAND型フラッシュメモリーで、CXMTが手がけるDRAMとは直接競合しない。それでも、メモリー価格や採算が全体として悪化するとの警戒が広がり、同社株にも売りが波及した。NAND分野での中国勢の潜在的な競合先としては、長江存儲科技(YMTC)が位置づけられる。

一方、足元の需給は比較的堅調とみられている。AI向けデータセンター需要を背景にメモリー価格は高水準を維持しており、需給がすぐに崩れる状況ではないとの見方が出ている。

CXMTは7月27日に上海証券取引所科創板へ上場した。世界4位規模のDRAMメーカーとされる。今回示した4F²構造の量産実現性や歩留まり、性能の詳細は発表段階の内容にとどまっている。

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