オンチェーン分析者のWazz氏は9月27日、ロビンフッドチェーンで7月10日から9月21日にローンチされた53のミームコインから、同一集団が少なくとも1843万ドルを抜き取った可能性があると公表した。新興チェーン上のミーム銘柄を狙った組織的なラグプル疑惑として報じられている。
対象銘柄の大半はPons V2ローンチパッドを使っていた。Pons V2では、立ち上げ直後の買い占めを防ぐため99%のスナイプ税が設定される一方、作成者は特定ウォレットをこの課税から除外できる。Wazz氏は、関係する70〜200のウォレット群がこの免除機能を使い、ほぼすべてのローンチで供給量の70%以上を数秒で買い占めていたと分析した。
資金フローでは、ある銘柄の収益が次の銘柄の作成資金に回っていた形跡が出ている。9月14日には、DRAFTに関係する98ウォレットから179.88ETHが集められ、ウォレット「0x9d06」を経由してDEEDの作成と課税免除ウォレットへの配分に使われた。DEEDはその約40分後にローンチされた。
抜き取り額はCRUMBSが312万ドルで最大となり、LEGSが290万ドル、PINKが144万ドルで続いた。Wazz氏が「あるローンチの収益が、次のローンチに資金を出すキーへ支払われる」と述べた構図が、個別の資金移動でも確認された形だ。
The Blockは、Wazz氏が挙げた事例のうち9件で同一の手口を独自に確認し、25件では8月28日に作成された同一の未検証コントラクトが使われていたと報じた。45件では資金フローのつながりも追跡できたという。
画像:Shutterstock