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ストラテジー、15.9億ドルの新資金枠「USD Cash」を創設|ビットコイン購入は見送り

2026年8月25日 15:56  Arai Yu

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ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は8月24日、ビットコイン財務戦略に活用する新たな米ドル流動性プール「USD Cash」を設立したと発表しました。8月23日時点の残高は15億9000万ドルです。

USD Cashは、用途が限られている既存の「USD Reserve」とは別に、幅広い資金需要へ機動的に対応するための流動性プールです。ビットコインの取得をはじめ、優先株の現金配当や債務利払い、MSTR普通株・優先株の買戻し、転換社債の返済・買戻し・償還、USD Reserveの増額などに利用できます。

既存のUSD Reserveは、優先株配当と債務利払いに充てる資金として位置づけられており、今回の新設後も運用方針は変わりません。ストラテジーは、USD Cashを別建てで保有することにより、ビットコインや同社証券の市場が大きく変動した際、迅速に資金を振り向けられる体制を整えたと説明しています。

原資には、8月17〜23日にATMプログラムを通じて売却したMSTR普通株の収入が充てられました。同社は約1826万株を売却し、手数料控除後で約20億650万ドルを調達。このうち3億ドルをUSD Reserveの積み増しに、1億3640万ドルを優先株STRC約143万株の買戻しに充て、残る資金をUSD Cashへ振り向けました。

これにより、8月23日時点のUSD Reserveは51億ドル、USD Cashは15億9000万ドルとなり、両者の合計は66億9000万ドルに達しました。

一方、同じ報告期間中にビットコインの購入・売却は行われませんでした。保有量は840447BTC、取得総額は約633億6000万ドル、平均取得価格は1BTC当たり75385ドルで据え置かれています。

画像:Shutterstock