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ハイパーリキッド、手数料31%増でもコア収益3.8%減

2026年8月21日 21:05  8月21日 21:15  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所ハイパーリキッドの2026年上半期は、総手数料が前年同期比31%増の4億1930万ドルに拡大した一方、プロトコルのコア収益は3.8%減の3億530万ドルとなりました。

乖離を生んだのは、外部ビルダーが手数料の50%を受け取るHIP-3市場の拡大です。HIP-3市場の手数料シェアは年初のほぼゼロから11.2%まで拡大し、年初来の増加率は10,000%を超えました。総手数料は増えても、その一部がプロトコル金庫ではなく外部側に配分される構造が強まっています。

上半期の取引需要自体は堅調でした。日次平均アクティブユーザー数は前年同期比90%増となり、総取引高は1.29兆ドル、6月単月では2,665億ドルを記録しました。

市場シェアも大きい水準です。オープンインタレストは91億ドルで、暗号資産永久先物市場全体の10.3%、分散型金融の永久先物市場では54.5%を占めました。中央集権型取引所を含む全体市場でも一定規模を持ちながら、分散型市場では過半を握る構図です。

21シェアーズは、ハイパーリキッドが保有する54億ドルのUSDC準備金にも言及しました。準備金運用利回りの約90%をHYPEの買い戻しに充てる計画が実現すれば、年1.35億〜1.6億ドルの追加収益が見込まれると試算していますが、この収益は現時点でオンチェーンで確認された実績ではありません。

HYPEの発行調整後PERは23倍で、CMEの18.7倍や上場取引所株の平均24.5倍に近い水準となりました。手数料の拡大がそのままコア収益に結び付かなくなったことで、ハイパーリキッドの収益構造は取引拡大局面でも変化していることが数字で示されました。

参考元:21shares