Ondo Perpsは2026年7月7日、株式・商品を対象とする永久先物プラットフォームのプレアルファ版を公開しました。Ondo Global Marketsのトークン化株式とステーブルコインを担保として直接差し入れられる設計で、同社はトークン化株式を永久先物ポジションの担保に使える世界初の事例と位置付けています。最大20倍のレバレッジと24時間365日の取引に対応し、暗号資産(仮想通貨)市場で進む実物資産のトークン化が、デリバティブ取引の領域にも広がりました。
Ondo Perpsの特徴は、トークン化株式を保有する投資家が、その資産を売却したり別口座に移したりせず、永久先物取引の証拠金として使える点です。公式発表では、担保として「トークン化株式の保有分とステーブルコイン」を利用できると説明しています。
永久先物は、満期日のないデリバティブ取引です。暗号資産取引では広く使われてきましたが、Ondo Perpsは対象を株式、商品、指数に広げています。対象資産にはApple、Tesla、Nvidia、SpaceXなどの株式に加え、金、銀、原油、S&P500、Nasdaqが含まれます。
トークン化株式を担保に使う仕組みと対象資産
Ondo Global Marketsのトークン化株式は、ブロックチェーン上で扱える株式連動型の資産として設計されています。Ondo Perpsではこの性質を使い、現物に近い形で保有しているトークン化株式を、永久先物の担保として直接利用できるようにしました。
具体例として、トークン化されたTesla株を保有する投資家が、それを担保にNvidiaのレバレッジポジションを開くことができます。追加のステーブルコインを用意せずに別銘柄の取引機会を取れるため、保有資産を眠らせずに使う資本効率の向上につながります。
プレアルファ版では、トレーダー向けに最大300万ドルのリワードプールも用意されました。ローンチ直後の段階であり、利用条件や対象ユーザーの詳細は限定的な開示にとどまりますが、トークン化株式をデリバティブ市場の担保として組み込む設計は、RWA関連サービスの競争軸を広げる動きです。
参考元:Ondo
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