米Bitmineは6月15日、76881ETHを追加購入し、イーサリアムの保有総数が5620754ETHに達したと発表しました。保有量はETH総供給量1億2070万枚の4.66%にあたり、同社が掲げる5%保有目標の93%まで積み上がった計算です。購入額は日本円換算で約226億円規模となり、企業によるETH蓄積の規模感を改めて示しました。
同社の総保有資産は、暗号資産(仮想通貨)に加え、現金や市場性証券、いわゆる「moonshots」を含めて104億ドルにのぼります。今回の開示では、ETHの保有拡大と並行して、ステーキング報酬を活用した優先株の配当モデルも前面に打ち出した点が目を引きます。
ビットマイン、今年最大のイーサリアム買い増し|総保有554万ETHに拡大
5%目標の93%まで到達し、購入ペースを維持
今回の追加購入は、6月14日時点の保有状況を反映したものです。1週間で76881ETHを積み増した結果、BitmineのETH保有は5620754ETHとなりました。総供給量に対する比率は4.66%で、企業が単独で握る規模としては極めて大きい水準です。
同社のトム・リー会長は、直近のETH価格の下落がイーサリアムの基礎的な強さを十分に反映していないとして、やや高めの購入ペースを維持していると説明しました。5%保有の到達時期については、2026年中を見込んでいるとしています。
この5%という数字は、単なる保有目標にとどまりません。流通するETHの一定割合を継続的に保有し、その一部をステーキングに回すことで、値上がり益だけに依存しない収益基盤を築く狙いがにじみます。暗号資産を企業財務に組み込む動きはこれまでもありましたが、BitmineはETHの保有そのものを利回り商品へ接続する構図を鮮明にしています。
Bitmineは6月11日には、米Fortuneの『Crypto 100』にも選出されました。ETHの大量保有、ステーキング収益、優先株による配当設計を一体で打ち出す企業として、市場での存在感を強めていることがうかがえます。
参考元:coindesk
画像:shutterstock
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