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SBI、DeFi市場最大級となるMorphoの280億円調達に参画|オンチェーン信用市場へ接続

2026年6月12日 15:32  Arai Yu

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SBIホールディングスは6月10日、分散型金融(DeFi)レンディングプロトコルのMorphoによる1億7500万ドル(約280億円)の資金調達ラウンドに参画したと発表しました。Morphoはこの調達を「DeFi史上最大級のラウンドの一つ」と位置づけています。伝統的な金融グループが、オンチェーン上で動く信用インフラに直接資本参加した形です。

SBIは今回の出資を通じて、Morphoが構築するオープンな信用市場の拡大を後押しします。個別の出資額は公表していません。

Morphoは暗号資産(仮想通貨)を預け入れたり借り入れたりできるDeFiプロトコルで、ブロックチェーン上で貸し借りの条件や資金の流れを管理します。公式発表では、ネットワーク全体の預かり資産は110億ドルを超えています。

今回のラウンドはParadigm、a16z crypto、Ribbit Capitalが主導しました。資金の受け皿となったMorpho Associationは、世界に開かれた信用ネットワークの構築を掲げています。

伝統金融の資本がDeFiの基盤に入る意味

今回のニュースの重みは、暗号資産そのものへの投資ではなく、貸し借りを支える基盤部分への参画にあります。価格変動の大きいトークンを保有する話とは異なり、金融の中核機能である「信用」をブロックチェーン上でどう扱うかに、SBIが資本を投じた形です。

DeFiのレンディングは、仲介者が条件を個別に決める仕組みではなく、スマートコントラクトによってルールが執行される点に特徴があります。誰がどれだけ資金を預け、どの条件で借り入れが行われているかをオンチェーンで追跡しやすく、取引の透明性を高めやすい構造です。

北尾吉孝会長兼社長は、既存金融が不可逆的にオンチェーン金融へ移行していく中で、透明性が高く効率的なオンチェーン信用市場の確立は極めて重要だとコメントしました。日本とアジア、そして世界にまたがる次世代の金融インフラを、Morphoをはじめとするグローバルなパートナーと構築していく考えも示しました。

参考元:sbigroup公式
画像:shutterstock

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