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ビットワイズ、トークン化ファンドUSCCを6月1日に承継|運用資産2億6700万ドル

2026年5月8日 15:53  Arai Yu

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米資産運用会社Bitwise Asset Managementは5月8日、Superstateが運営するトークン化ファンド『Superstate Crypto Carry Fund(USCC)』の投資管理を6月1日付で引き継ぐと発表しました。USCCの運用資産残高は4月30日時点で2億6,700万ドル超です。Bitwiseにとっては初のトークン化ファンド参入となり、暗号資産(仮想通貨)関連の運用商品がオンチェーンで流通する流れを示しました。

移行後の名称は『Bitwise Crypto Carry Fund』に変わります。もっとも、ティッカーのUSCC、スマートコントラクト、トークンアドレスは維持され、既存投資家への影響は移行期間中は生じない設計です。

Superstateは引き続きFundOSを通じて、発行や譲渡代理などのオンチェーン基盤を担います。運用を担うBitwiseと、インフラを担うSuperstateに役割を分ける形で、ファンドの器はそのままに中身の運用主体だけを入れ替える構図です。

USCCは適格購入者向けの私募ファンドです。一般的な現物保有型ファンドとは異なり、ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナの現物価格と先物価格の差を活用する『キャッシュ・アンド・キャリー』戦略を採用しています。

ファンドの中身は変えず、運用主体だけを切り替える

今回の承継で目を引くのは、トークン化ファンドの継続性を損なわない設計です。ファンド名は変わる一方、USCCというティッカーやトークンの識別情報は維持されます。投資家から見ると、保有しているオンチェーン資産の見た目や接続先を大きく変えずに、運用会社だけが切り替わる形になります。

トークン化ファンドでは、証券やファンド持ち分をブロックチェーン上のトークンとして管理します。名義管理や移転、担保設定などをオンチェーンで扱えるため、従来の私募ファンドよりも資産の可搬性が高い点が特徴です。USCCでも、AaveやKaminoといったDeFiプロトコル上で1億ドル超が担保として活用された実績があります。