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ブータン政府関連ウォレットが約36億円相当のビットコイン移動|売却アドレスへ送金も確認

2026年4月9日 16:51  6月24日 15:44  Arai Yu

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ブータン政府関連と特定されているウォレットが4月9日、319.7BTCを2つのアドレスへ移動させたことが確認されました。移動額は約2267万ドルで、日本円では約36億円規模です。送金先には新規ウォレットに加え、過去にOKXやGalaxy Digital経由の売却で使われた実績があるアドレスも含まれていました。

Arkham Intelligence上では、これらのアドレス群が政府系投資会社Druk Holding Investmentsのエンティティとしてラベル付けされています。今回の移動は、ブータンのビットコイン保有量がピーク時から大きく減っている流れを補強する動きとなりました。

売却実績のある送金先が示すもの

移動は協定世界時で4月9日13時ごろに確認されました。オンチェーン分析を手がけるOnchain Lensがトランザクションを追跡し、319.7BTCが2つのウォレットへ分散して送られたことを示しています。

一方の送金先は新規ウォレットで、取引所関連アドレスである可能性が高いとされています。もう一方は、過去にOKXまたはGalaxy Digitalを経由した売却で使われた古いウォレットです。ブロックチェーン上では送金そのものは即時に確認できますが、その後に市場で売却されたかどうかは別の段階の話になります。今回は売却完了ではなく、売却に使われた履歴のある経路へ資金が動いたことが確認された形です。

政府や企業の暗号資産(仮想通貨)保有では、保有残高そのものよりも、どのアドレスへ移したかが意味を持つ場面があります。コールドウォレット間の内部移動であれば資産管理の一環にとどまりますが、取引所や過去の売却経路に近いアドレスへの送金は、換金準備と受け止められやすいためです。

13000BTC超から4000BTC前後へ縮小した保有量

Arkham Intelligence エクスプローラー

Arkham Intelligenceのエクスプローラーでは、ブータン政府関連の保有主体としてDruk Holding Investmentsが追跡されています。公開データ上の保有量は、2024年10月ごろに13000BTCを超えていた時期から、足元では約3954BTCから4453BTCの水準まで減少しています。減少幅はおよそ65〜70%に達します。

3月以降だけでも移動は断続的に続いていました。3月26日には519.7BTC、約60億円相当の移動が確認されており、その後も175BTCや150BTC規模の送金が観測されています。累計では2026年3月以降に1000BTC超が動いた計算になります。

ブータンは水力発電を活用したビットコイン採掘で知られ、国家レベルでBTCを保有する数少ない例として注目されてきました。その保有残高が短期間で大きく縮小していることは、単発の資金移動ではなく、保有資産の組み替えや換金を伴う継続的な管理行動として市場に受け止められています。

参考元:bitcoin.com

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