エルサルバドル政府の公式ダッシュボードによると、同国のビットコイン戦略準備高は7600枚を突破しました。評価額は5億465万2495ドル(約806億3540万円)で、国家として積み上げてきたビットコイン保有が節目を超えました。
一次情報源である政府公式サイト「bitcoin.gob.sv」では、保有量に加え、直近の増減や取引履歴もリアルタイムで公開されています。足元では購入ペースがほぼ毎日1BTCの水準で続いており、ブケレ政権が掲げてきた継続的な積み増し方針が、公開データ上でも確認されています。
エルサルバドル、ビットコインを継続購入

公式ダッシュボード
公式ダッシュボードの表示では、過去7日間の増加分は8BTC、過去30日間では30BTCでした。短期の増加幅から積み上げの継続性が確認でき、断続的な大口購入ではなく、小刻みな追加取得が続いていることがうかがえます。
政府のBitcoin Office公式Xアカウントでも、購入のたびに総保有量の更新が継続的に発信されています。
評価額はビットコイン価格の変動に応じて動きますが、今回確認された時点では5億ドルを超える規模に達していました。保有量そのものと時価評価額を同時に公開している点は、国家の暗号資産(仮想通貨)保有として透明性の高い運用実態を示す材料となっています。
エルサルバドル、毎日1BTC購入方針に沿い保有拡大
エルサルバドルは2021年、世界で初めてビットコインを法定通貨として採用した国です。
その後も政府はビットコインを国家の戦略準備として位置付け、購入状況を公表しながら保有を積み上げてきました。
今回の7600枚突破で目立つのは、保有量の大きさだけではありません。日々の購入が機械的に続いている点に特徴があります。過去7日で8BTC、30日で30BTCという増加幅は、政府が掲げてきた「毎日1BTC購入」の方針とおおむね整合しています。
国家による暗号資産保有は、単発の表明だけでは実態が見えにくい場合もありますが、エルサルバドルでは公式ダッシュボードとSNS発信によって、取得の継続が可視化されています。
参考元:bitcoin.gob
画像:shutterstock
