Delphi Digitalによる調査で、ビットコインはS&P500の数週間前に底を打つ傾向にあることが明らかになった。
ビットコインの値動きを追うことで、株式市場の動向を予測することができる可能性がある。
仮想通貨が先行指標に
米国株のトレンド転換に関して予測したいと考える人は、ビットコインの動きを注視すればよいかもしれない。
株式市場が底を打つ少なくとも6週間前にビットコインが先んじて底値となる傾向があることが、Delphi Digitalによるデータ分析で明らかになった。
Kevin Kelly氏率いるDelphi Digitalのストラテジストは、21日にクライアントに送った2023年のプレビューで以下のように述べている。
歴史を見ると、ビットコインは平均してS&P500より約48日前に頭を打ち、約10日前に底を打っている。
過去5年間、ビットコインの主要な価格反転は、すべて株価指数の主要な反転に先行している。
これは一般に、ビットコイン及び仮想通貨が、投資家から株式よりもリスクの高い資産であるとみられていることを示唆している。
多くの者が指摘してきたように、ビットコインが投機の対象となっているということだ。
企業のファンダメンタルズやマクロ経済要因が株式市場に直接影響を与える一方で、仮想通貨市場はまだ、世界経済との強いつながりを築けていない。
デジタル資産は主に米ドルなどの不換紙幣の供給ペースにほとんど完全に左右されている。
Delphi Digitalのストラテジストは、「仮想通貨市場は、世界的な流動性の拡大と通貨の下落に最も純粋に賭けることができる市場のひとつだ。マクロ要因の影響を受けるだけでなく、市場の状況が変化すると、最初に反応することが多い」と分析している。
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