ウクライナ中銀が、同国のCBDC「E-フリヴニャ」のコンセプト案を関係者に提示した。
同行は現在、リテール決済やクロスボーダー決済など、デジタル通貨の使用用途について検討している。
ウクライナ中銀、CBDCプロジェクトを紹介
ウクライナの中央銀行であるウクライナ国立銀行が、銀行及びその他の金融機関や仮想通貨市場参加者の代表らに対し、中央銀行デジタル通貨(CBDC)のコンセプト案を提示した。
同行は国が定める通貨である「フリヴニャ」のデジタルバージョン発行の可能性について、関係者らにフィードバックを求めている。
「E-フリヴニャ」プロジェクトの主な目的は、ウクライナの現金及び非現金形態を補完することであると、ウクライナ中銀は説明している。
国民、法人、国家機関、銀行及び金融セクターの、すべての層がアクセスできるものになるという。
同プロジェクトは昨年9月に開始された。
以来、ウクライナ中銀はCBDCの大規模発行の実現可能性を模索してきた。
同行のOleksiy Shaban副総裁は、E-フリヴニャの開発及び実装が同国決済インフラの進化における重要なステップになり得るとし、以下のように詳しく説明した。
(E-フリヴニャは)経済のデジタル化、キャッシュレス決済の更なる普及、コストの削減、透明性の向上、そして自国通貨に対する信頼の向上に貢献するものだ。
関係者との会合の中でウクライナ中銀は、E-フリヴニャの設計案や特徴、決済サービスプロバイダーにとっての利点などについて紹介した。
同行は2021年、E-フリヴニャの需要に関する調査を金融市場の専門家に対して行っている。
ウクライナ中銀は現在、E-フリヴニャの使用用途に関して検討を重ねている。
リテール決済やクロスボーダー決済、スマートコントラクトへの利用などが可能性として挙げられている。
CBDCはまた、発行や交換、その他の関連操作を含むデジタル資産の流通を促進するためにも活用できる。
「E-フリヴニャは、ウクライナにおける仮想資産市場の質的インフラ整備のための重要な要素のひとつになり得る」とウクライナ中銀は考えているという。
\無料アプリを使って/