ソーシャルメディアの巨人メタ社は、メタバースに特化した部門が今四半期に28億1000万ドル(約3840億円)の損失を被ったことを明らかにした。
これにより、同部門の年初来の損失は57億7000万ドル(約7880億円)となり非常に大きなものとなっている。
メタ社のメタバース部門は大きな赤字
メタ社のメタバース部門Facebook Reality Labs(FRL)は、Facebook、Instagram、Messenger、Whatsappとは区別され、メタバースに進出するMetaの中心となるハードウェア、ソフトウェア、コンテンツの構築に重点を置いている。
2022年第2四半期の業績報告では、FRLの収益は4億5200万ドル(約617億5000万円)で、前期比35%減となった。
昨年、同部門は102億ドル(約1兆3930億円)という驚異的な年間損失を計上した。
2022年にはその数字を超える勢いである。
メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOは、「今後数年間は、明らかに非常にコストのかかる事業だ」と認めている。
「しかし、メタバースが我々の生活のあらゆる部分で重要性を増すにつれ… メタバースを構築する上で重要な役割を果たせたことを嬉しく思うだろうと確信している。」
ザッカーバーグは依然としてメタバースに賭ける
ザッカーバーグ氏は、昨年秋にFacebookの社名をメタに変更したとき、会社全体の方針をメタバースの支配に変更した。
デジタルアバターを操る没入型の未来版インターネットが、商業、仕事、娯楽、社会交流の中心になることにザッカーバーグ氏は賭けているのだ。
数十億ドルを投じた同社のメタバースはまだ成果を上げていないが、ザッカーバーグ氏は今日の午後、それが賢明な長期戦略であることを株主に納得させようとした。
「メタバースプラットフォームの開発を支援することで、競合他社が我々に課す制約に制限されることなく、我々と業界全体が最善と信じる方法で、これらの体験を構築する自由を得ることができる。」と、ザッカーバーグ氏は語った。
今期は会社全体の収益が3%強改善し、288億ドル(約3兆9350億円)となった。
しかし、第2四半期の業績報告書が発表された後、メタ社の株価は時間外取引で約4%下落している。
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