先月末に記録されたビットコイン(BTC)価格の急上昇は、暗号資産(仮想通貨)市場を大きく盛り上げた。
執筆現在(5月1日17時現在)も依然として、ビットコイン(BTC)価格は約8,700ドル(約93.9万円)を維持しており、一見、強気相場が継続されているように見える。
しかし、現在のビットコイン(BTC)は先日までの強気相場を保てておらず、今後半減期にかけて大幅に下落する可能性が大きいという見方が広まりつつある。
今後1週間でビットコイン(BTC)は21%下落?弱気見解が話題に
今回、一連のビットコイン(BTC)価格の動きにおいて、24時間以内に1,000ドル以上もの急上昇が記録された。
これまで、ビットコイン(BTC)価格が『24時間以内に1,000ドル以上もの上昇』を記録したのはわずか14回しかない。
そして、過去14回のケースでは、ほとんど必ずその後ビットコイン(BTC)価格は急落している。
今月中旬には半減期も控えており、ビットコイン(BTC)価格の動きは一見強気に見えるものの、歴史的にはこの後急落が待っているというのだ。
金融業界で著名な専門家であるTimothy Peterson氏は、以下のようなグラフを公開し、今後のビットコイン(BTC)の動きについて悲観的な意見を示した。
#bitcoin has has 14 days where it gained $1,000 or more in a day. Here is what happened in the days that followed. pic.twitter.com/PTJdEGxqKY
— Timothy Peterson (@nsquaredcrypto) April 29, 2020
同氏のグラフによると、ビットコイン(BTC)価格が『24時間以内に1,000ドル以上もの上昇』を記録した場合、「1週間後には5%の価格下落」「1ヶ月後には21%の価格下落」「3ヶ月後には38%の価格下落」が見られるという。
最近のケースでは、昨年10月に記録されたビットコイン(BTC)の動きが一例だ。
昨年10月、習近平国家主席が中国国内における「ブロックチェーン技術導入戦略」を正式に発表したことで、ビットコイン(BTC)価格は短期的に暴騰した。
しかし、暴騰後わずか数週間で、ビットコイン(BTC)価格は急速に下落し、約1ヶ月半後の12月には約6,600ドル(約70.5万円)にまで低迷した。
このような過去を踏まえると、現在のビットコイン(BTC)市場の好調も束の間、今後一瞬で暴落する可能性すらある。
Would be more interested in percent gains compared to percent loss in the following weeks. A thousand dollar increase at 10k is different than one at 5k.
— LiquidusMex (@LiquidusMex) April 30, 2020
最後に、Timothy Peterson氏による以上のような見解には、多くの批判も寄せられている。
同じ1,000ドルの上昇でも、どの価格帯でそれが記録されたのかによって、その上昇がもつ意味は大きく異なる。
「ビットコイン(BTC)価格の変動を予測する上でのひとつの材料とする程度にとどめ、あまり警戒しすぎない方がいい。」との意見もある。
今後のさらなる価格上昇に期待しつつ、慎重にビットコイン(BTC)市場を見守っていきたい。
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