中国の裁判所が、イーサリアムは経済的価値のある法的財産であると判決を下したと中国メディアが報じている。
この判決は中国の裁判所による暗号資産(仮想通貨)の合法性に関する過去の判例に従っており、中国では暗号資産(仮想通貨)が財産のように所有・譲渡できることを意味している。
イーサリアムは経済的価値のある法的財産
中国の深圳市の裁判所は「イーサリアムが経済的価値のある法的財産」と認め、イーサリアムの盗難被害に遭った原告側が勝訴となった。
今回の事件は、Haode Trade社のイーサリアムとHaodeコインを盗み取ったとして、ブロックチェーンエンジニアのLi氏が起訴されていた。
Li氏はHaode Trade社と共同開発した「Haode Star」プロジェクトの一員であったが、プロジェクトに不適合とされ辞職。
不満を持ったLi氏が、在籍時に取得していた秘密鍵とパスワードを用いて今回の犯行に及んだ。
原告側であるHaode Trade社の主張によると、この事件で盗まれたイーサリアムの被害総額は6,000元(約90,600円)相当とのことだ。
今回、裁判所はLi氏に対してHaode Trade社への賠償金及び、7ヵ月の懲役と2000元(約30,200円)の罰金を命じた。
中国ではこれまでも暗号資産(仮想通貨)を『財産』として認める判例があったが、今回は『経済的価値のある法的財産』としての判決が出ており、今後の判決基準の一つとなり得るだろう。
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