ビットコイン(BTC)と中央銀行デジタル通貨比較、中央銀行の見解は?
先日、オランダ中央銀行(DNB)は、ビットコイン(BTC)とCBDCを比較するレポートを提出し、『中央銀行デジタル通貨(CBDC)はビットコイン(BTC)よりも有効的だ。』との報告を行った。
オランダ中央銀行は、ヨーロッパにおけるCBDCの研究・開発・および展開のハブになりたいと考えており、積極的な取り組みをしていくことを発表した。
スマートコントラクトを高く評価!
今回、オランダ中央銀行が発表したレポートによると、中央銀行はCBDCにプログラム可能なスマートコントラクトを高く評価しているという。
レポート内には、「スマートコントラクトがCBDCの将来的な発展におおいに役立つ可能性がある。」と明記されており、期待の高さがうかがえる。
その真意についてオランダ中央銀行は、「複雑なロジックを備えたスマートコントラクトシステムは、CBDCの需要を潜在的に増大させ、取引コストを削減する機会を提供する。そしてスマートコントラクトは、決済システムの多様性と革新に貢献するだろう。」と述べた。
2017年欧州連合の報告書によれば、オランダは、ユーロ圏において現金使用率が最も低い国であり、年々ATMからの現金引き出し量は急激に減少しているという。
ビットコイン(BTC)と中央銀行デジタル通貨を比較
また、今回のレポートでは、ビットコイン(BTC)とCBDCを比較している。
まず、オランダ中央銀行はビットコイン(BTC)の特徴のひとつである『分散型コンセンサスモデル』に言及し、この点において、ビットコインを中央銀行が集権的に管理できないという面を懸念している。
それに対して、CBDCは中央銀行による独自での発行が可能なデジタル通貨であるため、中央銀行が柔軟な対応を行うことができる。
さらに、CBDCについて、「(CBDCは、)集権的な通貨であるため、中央銀行による自由なプログラムが可能となり、スマートコントラクトの実装も容易である。」との見解を示した。
ビットコイン(BTC)の『取引履歴が透明化されている』という特徴に関しては、高く評価しているようであり、今後のCBDC開発にも取り入れていく意向。
オランダの大蔵大臣Wopke Hoekstra氏は、以下のように述べた。
「ユーロ圏の他の国々では、中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)対して前向きな姿勢を明確には表明していない。ここ最近、CBDCに対する国民の関心は高まりつつあり、さまざまなデジタル通貨は将来的に、われわれに大きな影響をあたえるだろう。」
ビットコイン(BTC)や中央銀行デジタル通貨が与える付加価値
最後に、オランダ中央銀行は以下のように主張した。
「なにより大切なのは、デジタル通貨がわれわれの生活に、いかなる付加価値をもたらすかという点だ。」
昨今、ビットコイン(BTC)やデジタル通貨は、多方面から注目されている。
これらのような新興通貨が、私たちの生活をどう変化させていくのか、これからの動きに注目だ。
\無料アプリを使って/