約50%もの暴落に見舞われたことで、ビットコインと株価との連動性が過去最高となった。
安全資産とされる債券、金、円すらも売られるパニック相場となっており、暗号資産(仮想通貨)に資金が集まるまでには時間がかかりそうだ。
ビットコインからも資金が流出
暗号資産(仮想通貨)市場調査会社アーケイン・リサーチによると、ビットコインと米国の代表的な株価指数S&P500との相関が過去最高となった。世界中で投資資金を引き上げる動きが加速している。
同社はビットコイン価格が50%近く急落したことを受け、市場動向に関する臨時レポートを発行。
ビットコインの誕生した2011年以来でS&P500指数との90日間の相関係数が過去最高となる0.52を記録したと報告した。

(画像:Arcane Research)
金融市場はパニックに陥っており、安全資産とされる債券や金すらも投げ売られる展開となっている。
通常、リスク資産である株と安全資産である金は逆相関を示すことが多いにも関わらず、金とビットコインとの相関も過去最高水準となる55.8%に到達。

(画像:skew)
とにかく手元に現金を確保したいとの考えから投資資金の逆流が止まらず、金融市場は全面安に見舞われた。
為替の状況を見てみると、一時的に「有事の円買い」が進み円高に振れたものの、現在は急激に円安ドル高の流れに。

(画像:Trading View)
高リターンを求めて世界各国に分散投資されていた投資資金が一斉に金融の中心地アメリカに戻っているようだ。
週末にも取引が行えるIG証券のウィークエンド・マーケット市況を見ると、主要株価指数はいずれも大きく値を下げており、ドル高も進行中。
週明けには金融市場を再び急落が襲いそうな様子が見られる。

(画像:IG証券)
現金以上のリスクを回避したいとの消極的な雰囲気が続けば、ボラティリティの高い暗号資産(仮想通貨)に資金が戻るまでには時間がかかりそうだ。
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