​ビットコイン(BTC)一時上昇も長期的には下降トレンド

​30日18時現在のビットコイン(BTC)価格は373,100円となっている。前日同時刻​比+1.1%の上昇となった。

​ビットコインは30日12時ころの再び価格を落とし一時365,900円をマークしたが、長いひげを付けて反発する結果となった。

その後価格を上昇させているものの、高値は青ラインに沿って切り下げられている。

​(出典:Trading View BTC/JPY  1時間足)​

大幅下落からの落ち着きを取り戻したビットコインであるが、長期的には下落する可能性が高い。

下落のシナリオとしては、価格として意識される37万円を明確に割ったのち、ここ最近で下落が2回止まっている36.5万円ライン(黄緑ライン)に攻防に注目だ。

黄緑ラインを突き抜けるようであれば、週間分析で予想した昨年安値の35.5万円まで下落する可能性が高い。

上昇のシナリオとしては青ラインをブレイクし、38万円まで上昇することが考えられる。その勢いが強ければ、水色ライン・黒ラインまで上昇することが考えられる。

しかし今後価格が上がったとしても、今回の大幅下落の戻り目と考えられ長期的には下落トレンドが続くと予想している。

特に38万円は下落前の高値39.5万円と直近安値36.5万円の半値ラインであり、多くのトレーダーたち意識するポイントであろう。

そのため38万円を突き抜け一気に上昇することは難しいと考えている。


2018年から価格の低迷が続くビットコインであるが、技術開発は着実に進みながらビットコイン決済普及への道を歩んでいる。

その例としてライトニングネットワークが1年間で20倍に急増したという報告が上げられている。

ビットコイン決済のネックであった「スケーラビリティ」を解決する有効手段であり、ビットコインが普及する大きな鍵を握っている。

このまま順調にいけば、ビットコインが決済手段として広がる可能性も高くなってくる。

長期的には下降トレンドと申したが、もしかするとその長期下降トレンドの終わりも近いのかもしれない。 

今ライトニングネットワークが急成長を遂げ、ビットコイン決済に革命を起こそうとしている。今後ビットコイン決済が普及されるために不可欠であるライトニングネットワークについて深掘りしていく。

 

ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。​