暗号資産(仮想通貨)市場はもみ合いました。27日午後1時10分時点でビットコイン(BTC)は7万9811ドルで期間1.04%安、イーサリアム(ETH)は2314ドルで1.29%安、リップル(XRP)は1.30ドルで0.05%安です。
29日のFOMCとIT大手の決算を前に、BTCは8万ドルをはさんだ一進一退が続いています。27日の東京時間は、日本株が上げるなかでも米株先物の下げに沿って上値の重い動きでした。
ビットコイン、AI株高に追随せず8万ドル割れ|アンソロピックのIPO申請で半導体株指数は2.8%高
ビットコイン、8万ドルをはさんで一進一退

ビットコインは26日12時54分に7万9369ドルまで下げたあと、13時台に8万ドル台を取り戻しました。夜は7万9580〜8万575ドルで推移し、22時36分には7万9451ドルまで売られています。
27日0時21分には8万845ドルまで戻したものの、その後は再び8万ドル前後での動きです。東京時間は9時38分の8万388ドルから売られ、12時18分には7万9648ドルをつけました。
イーサリアム、2300ドル台で上値を抑えられる

イーサリアムは26日12時54分に2293ドルまで下げ、22時57分にも2296ドルまで売られましたが、2300ドル割れは短時間にとどまりました。
27日0時21分には2345ドルまで戻しましたが続かず、東京時間は2309〜2334ドルで推移しています。期間の下げ幅は1.29%と、3銘柄で最も大きくなりました。
リップル、1.31ドルまで値を伸ばす

リップル(XRP)は26日12時53分に1.27ドルまで下げたあと、持ち直しました。27日9時16分には1.31ドルまで上げ、25日午後以来の水準をつけています。
その後は上げ幅を縮め、足元は1.30ドル前後です。24時間では1.27%高と、3銘柄で最も強くなっています。リップルの米信託銀行設立に最終承認が下りたとも伝わりました。
日本株高に乗れず、米株先物の下げに沿う
27日の東京時間は日経平均が1%超上げましたが、BTCは9時台の高値から値を消しました。ナスダック100先物が9時台の高値から0.6%下げたのと時間が重なり、9時から13時のBTCとナスダック100先物の相関は0.70でした。日経平均との相関は0.56にとどまっています。
26日の米国市場では、AI企業の上場申請を受けて半導体株指数が2.82%高となりましたが、BTCは追随しませんでした。ストラテジーが今週の購入見送りを開示したあと、BTCは22時36分に8万ドルを割り込んでいます。
今夜の米耐久財受注と29日のFOMCに注目
本日21時30分に9月の米耐久財受注が発表され、予想は前月比0.6%増です。29日3時にはFOMCの結果が公表され、5時にはアルファベットとマイクロソフトが決算を発表します。決算が好感されて米国株が上げれば暗号資産も買われやすく、利上げへの警戒が強まれば8万ドル割れが続く展開も考えられます。
BTCは8万ドルを回復して保てるか、ETHは2300ドル、XRPは1.30ドルを守れるかが焦点です。
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