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スイスFINMA、個人向け初のビットコイン現物ETFを承認

2026年10月23日 14:24  2026年10月23日 14:30  Arai Yu

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スイス金融市場監督局(FINMA)は10月20日、個人投資家向けに直接ビットコインへ投資する初のETFを承認した。

対象はBIT Asset Management(ビット・アセット・マネジメント)の「Bitcoin Fund ETF」で、暗号資産(仮想通貨)の現物ビットコインに投資するスイス法準拠の公募ファンドとして、11月にSIX Swiss Exchangeへ上場する予定だ。

承認された枠組みは「特別なリスクを伴うその他のオルタナティブ投資ファンド」にあたる。FINMAは本来必要となる分散投資の要件について、ビットコインが他の暗号資産に比べて長い取引履歴を持ち、取引量も特に大きいことを理由に例外を認めた。

2021年以降は適格投資家向けの暗号資産バスケットファンドが承認されていたが、単一資産のビットコインのみを組み入れ、個人投資家向けに公募される商品は今回が初めてとなる。

今回のETFは、欧州で広く流通してきた暗号資産ETP(債務証券)と構造が異なる。スイスの集団投資スキームとして組成されるため、資産は運用会社から分離して保管され、発行体の信用リスクを直接負わない設計となる。販売対象はスイス国内の公募に限られる。

FINMAは承認条件として、保管と運用の両面でリスク低減措置を求めた。2026年1月12日のガイダンスに沿った管理体制に加え、販売時にはFIDLEGに基づく適合性審査と、価格変動や元本損失リスクに関する強化された開示が必要になる。

BIT Asset Managementのドミニク・オッゲンフス最高経営責任者は、投資家は通常のスイスの銀行口座を通じて、スイスのファンドガバナンス、独立した保管、保有状況について日次で透明性が確保される形でビットコインにアクセスできると述べた。

参考元:Finma
画像:Shutterstock

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