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リキッドネットワーク、約500億円相当のビットコイン流出で一時停止

2026年9月7日 13:35  Arai Yu

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ビットコインのサイドチェーン「Liquid Network(リキッドネットワーク)」は9月6日、Liquid Federationのウォレットから約4000BTCが引き出されたセキュリティインシデントを公表しました。流出額は約3.2億ドル(約500億円)相当で、対応として新規トランザクションの受付を停止し、ネットワークは実質的な一時停止状態となっています。

Liquid Networkは、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの送金やデジタル資産の発行に利用されるネットワークです。ネットワーク上では、ビットコインを裏付けとして発行される「L-BTC」が使われています。

公式発表によると、資金を引き出したのはホワイトハッカーを名乗る主体です。引き出しにはSideSwapのPAK(ペグアウト承認鍵)が使われましたが、当該の鍵や他の鍵が侵害されたわけではないと説明しています。

対応としてブリッジノードを一時的に無効化し、新規トランザクションをネットワークへ送信できない状態にしました。暗号資産交換業者にも通知しており、各社はL-BTCの入出金を停止済み、または停止する予定としています。

一方、USDT、DePix、RWAなどの他の資産には、今回のセキュリティインシデントによる影響はないと説明しています。ただし、新規トランザクションの送信停止に伴い、Liquid上のウォレット利用には影響が生じています。

Blockstreamチームは、オンチェーンの署名付きメッセージを通じて引き出し主体との接触を試みています。Liquid Federationのメンバーも、問題の解決とネットワークの正常稼働に向けた対応を進めています。

画像:Shutterstock