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メタプラネット、株価300円へ大幅高で38%高|ビットコインは7万5000ドル台まで急騰

2026年8月21日 15:17  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は8月21日、前日比47円高の300円まで上昇し、プラス18.58%と連日の大幅高となりました。ビットコイン(BTC)が7万ドルを突破して7万5000ドル台へ一段高となったことを受け、8月19日の218円から2営業日で約38%の急伸です。日経平均が下落するなかでの上げで、買いを主導したのはBTC相場です。

株高とBTC高により、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.93倍まで戻し、1倍の回復が目前に迫りました。mNAVが1倍を上回れば、6月30日以降止まっているBTCの買い増し再開が現実味を帯びます。

ビットコイン、7万3000ドル台まで急騰|ETFは5月以来の最大規模

当日の値動き

8月21日は前日終値を36円上回る289円で寄り付いた後も買いが続き、高値308円をつけました。14時台は300円で推移し、出来高は7676万株と直近では突出した商いです。前日8月20日も253円で引けてプラス16.06%と急騰しており、2営業日続けて2桁の上げ幅となりました。

背景には、米大統領と暗号資産業界の幹部による会合を経てBTC相場の上昇が続いていることがあります。規制の明確化への期待からビットコインを保有するトレジャリー企業に物色が広がり、同社株にも資金が集まりました。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、8月19日の218円を起点に急伸し、8月21日は308円まで上値を伸ばしました。7月22日高値の265円を明確に上回り、25日移動平均線からも大きく上放れています。3カ月リターンはマイナス7.1%、1年リターンはマイナス64.3%で、直近2日の急騰により3カ月の下げはほぼ解消しました。もみ合いが続いた200円台を離れ、300円台に定着できるかが焦点です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、21日は寄り付き289円から水準を切り上げ、高値308円をつけました。短期のサポートは本日安値の282円および前日終値の253円、上値のレジスタンスは本日高値の308円です。308円を上抜ければ一段高が意識される一方、282円を割り込むと上げ一服となりやすい水準です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは6月30日の2823枚で、以降は据え置きです。円建てBTC価格が1194万円へ切り上がり、Bitcoin NAV(評価額)は5138億円、未実現損益はマイナス1455億円と、8月20日のマイナス1896億円から大きく縮小しました。

EV mNAVは0.93倍と、8月20日の0.89倍から一段と切り上がりました。時価総額3844億円・企業価値4815億円がBitcoin NAV5138億円を下回る構図は続き、1株あたりNAV(希薄化前)400.97円に対して株価は300円と、なおディスカウントが残ります。mNAVが1倍を上回れば新株発行によるBTC取得が希薄化につながらなくなるため、その回復が買い増し再開に向けた分岐点となります。

今後の株価の焦点

短期は、本日安値の282円および前日終値の253円が下値サポート、本日高値の308円が上値のレジスタンスとなります。300円台を固められれば戻りに弾みがつく一方、BTCが7万5000ドル台を保てなければ上値は重くなりやすいとみられます。

当面は、急伸したBTCがこの水準を維持できるかが株価を左右します。あわせて、mNAVの1倍回復と買い増しの再開、8月18日に始動した米国トレジャリー「Superplanet」の進捗が引き続き焦点となります。