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ブラックロック、ビットコインの株式相関低下を健全と評価

2026年8月19日 17:31  Arai Yu

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ブラックロックのデジタル資産部門責任者ロバート・ミッチニック氏は2026年8月10日、ビットコインが7月のAI関連株急落局面でも値を保ち、株式との相関が薄れたことを「健全」だと評価しました。暗号資産(仮想通貨)市場では、直近5営業日で米ビットコイン現物ETFに約8億5350万ドルが流入しており、機関投資家の受け止めの変化が数字にも表れています。

ミッチニック氏はブルームバーグの番組で、ビットコイン投資家のセンチメントがここ1カ月で明確に転換したと述べました。年初から株式相場との連動性は薄れていたものの、7月にAI関連株が下落した場面でビットコインが逆行して値を保ったことが、その見方を強めたとしています。

そのうえで、相関の解消は「健全」だとし、ビットコインを分散投資先、あるいはポートフォリオ内の他資産が抱えるテールリスクへの備えとして位置づけました。株式と同じ方向に動く資産ではなく、異なる値動きを示す資産として評価している形です。

資金フローも同じ流れを示しています。米ビットコイン現物ETFへの流入額は直近5営業日で4月中旬以来の大きさとなり、合計は約8億5350万ドルに達しました。このうちブラックロックのIBITが約6億9370万ドルを占め、全体の8割超を吸収しました。

ミッチニック氏はETFの投資家層について、「根本的な考えに基づく長期保有型」が中心だと説明しました。ビットコインはこれまで5度の強気・弱気サイクルを経ながら高値を更新してきたとして、短期の値動きより中長期の保有を前提に資金が入っているとの認識を示しています。

参考元:BlackRock

画像:Shutterstock