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カルダノ、大型アップグレード「ダイクストラ」を2段階で実施へ|2026年Q4に第1段階始動

2026年8月17日 20:27  Arai Yu

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カルダノの次期大型アップグレード「ダイクストラ(Dijkstra era)」が、2026年Q4と2027年Q2に分けて実施される計画で進んでいることが分かりました。

第1段階では新しい台帳 era の導入と処理機能の拡張が入り、第2段階では合意形成機能「Ouroboros Peras」を有効化する見通しです。暗号資産(仮想通貨)ADAの基盤となるメインネットの処理設計が段階的に切り替わる計画として位置づけられます。

Intersectが8月4日更新の公式資料で示した計画では、ダイクストラは2段階構成です。第1段階は2026年Q4を予定し、プロトコルバージョン12として「Dijkstra ledger era」をハードフォークで導入します。この段階で「Ouroboros Linear Leios」が完全活性化機能として組み込まれます。

同時に導入対象として挙がっているのが、Nested Transactions、Peras codec extensionsとprotocol parameters、新しいシリアライズ構造、Plutus V4の変更です。対象はカルダノのメインネットで、アプリケーション開発者に加え、ステークプール運営者(SPO)やDRepも対象に含まれています。

Nested Transactionsは、トランザクションの扱い方を拡張する変更とみられます。Plutus V4の変更も含まれるため、スマートコントラクトや関連ツールを手がける開発者には、将来の互換性や実装調整を見据えた準備が必要になるとみられます。Peras関連は第2段階で本格有効化されますが、第1段階からコーデック拡張やパラメータが先行して入る設計です。

第2段階は2027年Q2を予定しています。ここでは新しいeraパッケージを追加するのではなく、ダイクストラ era 内でのイントラ-eraハードフォークによって「Ouroboros Peras」を有効化します。機能を一度にまとめて切り替えるのではなく、台帳や開発環境の変更と、合意形成機能の有効化を時間差で分ける構成になります。

この進め方は、ネットワーク参加者ごとに準備項目が異なるためとみられます。第1段階ではノード、台帳、トランザクション形式、開発環境にまたがる変更が先行し、第2段階でコンセンサス機能の有効化に移るため、開発者と運営者は対応時期を切り分けやすくなるとみられます。メインネットの切り替えを1回で終える計画ではない点は、利用者にとっても重要です。

Haskell nodeチームは、Nested TransactionsとLinear Leiosを含む第1段階を2026年末までにメインネットへ届けることを目標に据えています。IntersectのTechnical Steering Committeeでは計画の内容と目標時期が提示・確定済みで、最新の週間アップデートでも対象範囲と予定時期に変更はないとされています。

参考元:Intersectmbo