CoinPartner

【完全無料】業界最大級の仮想通貨オンラインサロン

詳細はこちら

バイナンス創業者CZ氏、公開ウォレットの使用停止を表明|便乗買い過熱で資産を寄付

2026年8月17日 19:54  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

バイナンス創業者のチャンポン・ジャオ氏(Changpeng Zhao、CZ)は2026年8月17日、自身の公開ウォレットの使用を停止し、同アドレスを実質的なバーンアドレスとして扱う方針を示しました。ウォレット内で行ったトークンのバーンがコミュニティで過剰に受け止められ、暗号資産(仮想通貨)の便乗取引が過熱したことを受けた対応です。

CZ氏は、ウォレット内に保有していたBNBと「Binance Life」トークンを教育プロジェクト「ギグル・アカデミー(Giggle Academy)」へ寄付したうえで、その後は同アドレスを使わないと表明しました。本人は、アドレスを完全に空にすることは不可能だとしつつも、自身の操作が市場に与える影響を踏まえ、公開ウォレットの運用を終える考えを示しています。

今回の判断の発端となったのは、Trust Walletのテスト中に行ったMARSCOINのバーンです。CZ氏は4444枚のMARSCOINを焼却しましたが、この動きが売買シグナルのように受け取られ、コミュニティ内で思惑買いが広がりました。

本人はその後、Trust Walletにある「Ignore coins(コインを無視する)」機能について認識に誤りがあったことにも触れています。

過熱ぶりはオンチェーン上の取引にも表れました。あるトレーダーはバーン直後に13.3万USDTでMARSCOINを購入しましたが、CZ氏がウォレット運用停止を表明した後に価格が90%超下落し、約2時間後に売却して約11万700ドルの損失を出しました。著名アドレスの動きをそのまま追う売買が、短時間で大きな損失につながった格好です。

寄付資産の正確な数量は本人投稿では示されていませんが、複数の海外暗号資産メディアは、オンチェーンデータに基づく推計として約96万5,000ドル相当と伝えています。今回の一件は、著名アドレスで行われたテスト目的の操作であっても、市場参加者に売買シグナルとして受け取られ、取引行動に影響し得ることを示しました。