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メタプラネット、株価216円まで下落|BTC買い増し停止、日経3%高と米ストラテジー+3%に逆行安

2026年8月5日 12:11  Arai Yu

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8月5日、メタプラネット(3350)の株価は前場を216円前後で推移し、前日比−1円(−0.46%)の3営業日続落となっています。ただし下げ幅は小さく、前日8月4日の−6.47%の急落から下げ渋る動きです。

注目すべきは、日経平均が1972円高(+3.08%)、ビットコイン(BTC)が+0.74%、米国のストラテジーなど同業のBTC保有株も3%前後上昇するという二重三重の追い風のなかで、同社株だけが上がれず取り残された点です。

背景には、mNAV(EV mNAV)が0.85倍と1倍割れを続け、新株発行で調達してBTCを買い増す仕組みが機能せず、株を押し上げる材料を欠いていることがあります。加えてこの日の日経高は半導体・AI関連株が主導した局地的な上昇で、暗号資産関連は物色の圏外に置かれました。

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当日の値動き

前日4日は228円で寄り付いた後に売られ、終値217円(−6.47%)と大幅安で引けました。5日は216円で寄り付き、213円から219円の狭いレンジでの小動きにとどまっています。

前場の出来高は約749万株と前日の3分の1に細り、急落後の売りが一服したことを示しています。日経平均が半導体株高で大幅上昇するなかでも買いは入らず、上値の重い展開が続いています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では7月31日の高値245円から3営業日で216円まで下落し、25日移動平均線を大きく割り込みました。7月1日の年初来安値192円が接近し、下降トレンドが鮮明です。

3カ月リターンは−40.3%、1年リターンは−76.7%と長期の下げ幅が一段と拡大しました。目先の下値は7月17日・28日の安値214円で、これを割り込めば192円が視野に入ります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、5日は213〜219円の狭いレンジで方向感を欠く値動きです。急落後の下げ渋りはみられるものの、戻りも鈍く、買いの手掛かりを欠いています。

短期のサポートは本日安値213円と7月28日安値214円、上値は本日高値219円です。214円を割り込めば200円台前半から192円が意識される一方、上値は219円が当面の抵抗となります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。円建てBTC価格は1012万5207円で、Bitcoin NAV(評価額)は4354億円、未実現損益は−2239億円(−34.0%)です。

EV mNAVは0.85倍と、8月4日の0.88倍からさらに低下し7月の最安値圏に接近しました。時価総額2768億円・企業価値3739億円がBitcoin NAV4354億円を大きく下回り、保有BTC価値を割り込む評価が続いています。

mNAVが1倍を下回ると新株発行によるBTC購入が希薄化につながって機能しないため、BTCの追加購入は6月30日を最後に止まったままです。米国のストラテジーも7月に保有BTCの一部を売却し買い増しを見送るなど、BTC保有企業のプレミアムが薄れる流れは共通していますが、同業が上昇するなかで同社株だけが下げた点に個別の弱さが表れています。

今後の株価の焦点

短期は本日安値213円と7月28日安値214円が下値サポート、本日高値219円が上値レジスタンスです。214円を割り込めば200円台前半から年初来安値192円が視野に入ります。

株価がBTCや全体相場の上昇に追随するには、mNAVの1倍回復が欠かせません。1倍割れが続く限り、増資による調達も6月30日を最後に止まっている買い増しも再開しにくい状況です。

加えて、7月の急騰時に膨らんだ信用買い残がなお厚く残り戻り売り圧力となっているほか、7月30日に基準日を設定した臨時株主総会での資本政策も注目されます。次の転機は8月13日の決算発表です。

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