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ビットメックス(BitMEX)サービス終了でどうする?おすすめの移行先と送金方法を解説

2026年7月29日 15:45  8月3日 17:50  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

デリバティブ取引所として知られるBitMEX(ビットメックス)が、取引所サービスの終了を発表しました。

2026年7月の発表以降、新規建玉の停止から取引の恒久終了まで、サービスは段階的に縮小されていきます。これまで通りBitMEXを使い続けることはできず、口座に資産を残したままにしておくと、あとから引き出しづらくなる可能性があります。

この発表を受けて、BitMEXの利用者からは「資産の移し先はどこがいいのか」「送金はどう進めればいいのか」といった声が上がっています。大切な資産を守るには、終了の期限が来る前に、余裕をもって移行の準備を進めておくことが欠かせません。

本記事では、BitMEX終了の背景とスケジュールを整理したうえで、代わりの移し先として検討したい取引所と、実際の送金・出金の手順を、注意点を交えて解説します。

BitMEXのサービス終了について

BitMEXは、決済期限のない「無期限先物(パーペチュアル)」取引を世界に広めた先駆けとして知られる取引所です。同社は2026年7月、10年以上にわたる運営を経て、取引所サービスを終了すると発表しました。

終了は段階的に進みます。おもな日程は次のとおりです。

  • 2026年8月26日 13時:新規の建玉を停止(リデュースオンリー)。以降は保有ポジションの決済のみが可能になります
  • 2026年9月23日 13時:取引所サービスを恒久的に終了。残っているポジションは強制的に決済されます

閉鎖後もログインと出金は可能とされていますが、終了に向けてすべての出金に追加の審査が行われるため、通常より時間がかかる場合があります。

アーサー・ヘイズ氏創設のBitMEX、2026年9月23日に運用終了

また、閉鎖後も資産を残したままの本人確認済み口座には、月額50ドル相当と年率1%のうち、いずれか高い方の口座維持手数料がかかると案内されています。余計な手数料や引き出しづらさを避けるためにも、口座に資産がある方は早めに他の取引所へ移しておくと安心です。

BitMartからどこへ乗り換える?代わりのおすすめ移行先

BitMartが使えなくなると、次に考えるのは「どこへ資産を移すか」です。国内取引所という選択肢もありますが、レバレッジが2倍までに制限されていたり、取扱銘柄が少なかったりするため、これまで海外取引所を使ってきた方には物足りなく感じられるかもしれません。

そこで移し先としておすすめしたいのが、BTCC(ビーティーシーシー)です。2011年から15年にわたって運営を続けている老舗の取引所で、日本語のサイトとサポートも整っています。

BTCCの概要や特徴

取引所名BTCC(ビーティーシーシー)
運営会社BTCC(旧BTC China)
設立日2011年
ユーザー数全世界1,016万人以上
最大レバレッジ500倍
取引手数料現物取引:メイカー0.20%、テイカー0.30%
先物取引:メイカー0.025%、テイカー0.045%
主な提供サービス現物取引
先物取引
トークン化資産取引(株式・コモディティ)
コピートレード
入出金手数料仮想通貨入金: 無料
仮想通貨出金: 通貨・ネットワークにより異なる
日本語サポート日本語対応あり
・24時間365日のチャットサポート

BTCCは2011年6月に設立された、暗号資産取引所のなかでも歴史の長い取引所です。2026年第2四半期末の時点で全世界1,200万人以上が利用しており、設立以来ハッキングによる資産流出事故はゼロとされています。

取引面での特徴は、業界最高水準となる最大500倍のレバレッジに対応した先物取引です。さらにゴールドやテスラ株といったトークン化資産も取り扱っているため、USDTを保有したまま伝統的な金融資産へ分散投資することもできます。

日本語のサイトに加えて、チャット・LINE・メールでの日本語サポートが用意されている点も、海外取引所の操作に不慣れな方には心強いポイントでしょう。

BitMartからBTCCへ暗号資産を移行する方法

ここからは、実際にBitgetからBTCCへ暗号資産を送る手順を、3つのステップに分けて解説します。今回はBTC(ビットコイン)を送る場合を例にします。

STEP 1: BTCCの口座を開設する

送金先となるBTCCの口座がまだない場合は、先に用意しておきます。

口座開設は次の2ステップで完了します。

  1. アカウント登録:BTCC公式サイトで、メールアドレスまたは携帯電話番号とパスワードを登録します。
  2. 本人確認(KYC):マイナンバーカード・運転免許証・パスポート・在留カードのいずれかを提出します。書類の確認と顔認証の2段階で、審査は通常5分ほどで完了します。

暗号資産の入金にあたっては本人確認を済ませておく必要があるため、口座開設とあわせて完了させておきましょう。

画像付きの詳しい開設手順は、以下の記事で紹介しています。
→ BTCCの口座開設方法を詳しく見る

STEP 2: BTCCで入金アドレスを取得する

最初に、受け取り側のBTCCで入金用のアドレスを用意します。ここで送りたい通貨がBTCCの入金に対応しているかどうかも、あわせて確認できます

1. BTCCにログインし、「入金」から「暗号資産を入金」を選びます(アプリの場合は、ホーム画面の「入金」または「暗号資産を入金」をタップします)。

2. 入金する暗号資産を選びます。今回は「BTC」を選択します。

3. 入金ネットワークを選びます。

  • BTCの場合は「Bitcoin」を選択します(BTCCではBTCの入金はBitcoinネットワークのみに対応しています)
  • USDTのように、TRON(TRC20)・Ethereum(ERC20)・BNB Smart Chain(BEP20)・Solanaなど複数のネットワークから選べる通貨もあります。その場合は、Bitget側で選ぶネットワークと必ず一致させてください

4. 画面に表示された入金アドレスをコピーします。XRPのようにタグ(Tag/Memo)が併記される通貨では、アドレスとタグの両方を控えておきましょう。

なお、BTCCで受け取った暗号資産は、まず先物取引口座に着金します。現物取引で使いたい場合は、着金後に「資金振替」でウォレットへ移す操作が必要です。

STEP 3: BitMEXから出金手続きを実行する

続いて、BitMEX側で出金(送金)の操作を進めます。出金には原則として2段階認証(2FA)の設定が必要です。また、資金がポジションの証拠金として拘束されている場合は、先にポジションを決済して出金可能な残高を確保しておきましょう。

1. BitMEXにログインし、「ウォレット」を開いて「出金」をクリックします。

2. 出金する暗号資産(今回はBTC)を選び、必要情報を入力します

  • ウォレットアドレス:STEP 2でBTCCからコピーした入金アドレスを貼り付け(アドレス帳から選択も可)
  • ネットワーク:STEP 2でBTCCで選んだものと同じネットワークを指定
  • Memo/タグ:BTCCでMemoが表示された通貨のみ入力します(BTCなど不要な通貨は空欄のままで問題ありません)
  • 数量:送金したい数量を入力(画面に表示されるネットワーク手数料と最低出金額を確認)

すべての情報を入力したら、出金を申請します。

3. 以下の認証を行い、出金を確定します。

  • Google認証(2FA):認証アプリに表示される6桁のコードを入力します(アドレス帳に登録して2FA免除を設定したアドレス宛など、一部の例外を除いて必要です)
  • メール承認:BitMEXから届く確認メールのリンクをクリックして承認します(承認を忘れると出金は実行されません

承認が完了すると送金が実行されます。これでBitMEXからBTCCへのBTC送金手続きは完了です。

なお平常時のBitMEXでは、1回あたり5BTCまでの出金は15分間隔のまとめ処理で送金され、5BTCを超える出金や審査対象となった出金は1日1回(毎日22時ごろ)の処理になります。ただし今回の終了にあたっては、すべての出金申請に追加の審査が行われると案内されているため、通常より時間がかかる前提で早めに手続きしてください。

送金時の重要な注意点

安全に送金するために、以下のポイントを必ず確認してください。

ネットワークの一致を確認する

BitMEXとBTCCで指定するネットワークは、必ず同一にします。両者が異なると送った資産は届かず、取り戻すことができなくなります。BTCC側で選んだネットワークを、そのままBitMEX側でも選択してください。

暗号資産によってネットワーク選択肢が異なる

ここではBTCを例にしていますが、BTCCではBTCであってもBEP20など複数のネットワークが並ぶことがあります。BitMEXからのBTC出金はBitcoinネットワークのみなので、BTCC側でも迷わず「BTC」を選びましょう。USDTなど他の通貨を送るときは、選べるネットワークがさらに増えます。

特にUSDTはTRC20・ERC20・Solanaなどがあり、間違えると資産を失う原因になります。送金する暗号資産に応じて、送金元と送金先で必ず同じネットワークを選んでください。

アドレスの全文字を確認する

アドレスは1文字でも異なると送金先が変わります。手入力は避けてコピー&ペーストを使い、貼り付けた後に文字列全体を見直す習慣をつけてください。

少額テスト送金を実施する

初回や高額の送金では、最初に少額(0.001 BTC程度)だけ送って着金を確かめる方法が安全です。無事に届いたのを確認してから本命の金額を送れば、設定ミスによる損失を防げます。閉鎖前は審査に時間がかかることがあるので、余裕をもって進めましょう。

出金履歴は確定申告のために保存する

すべての送金を終えたら、出金の履歴を必ず保存しておきましょう。確定申告のときの損益計算に使います。BitMEXの終了後は記録を入手しづらくなる可能性があるため、資産を移すのと合わせてダウンロードしておくのが確実です。

まとめ:慣れてからも毎回確認を怠らない

ここまでの手順を踏めば、BitMEXからBTCCへのBTC送金は難しくありません。BitMEXは閉鎖が予定されているので、口座に資産がある方は期限まで余裕をもって手続きを済ませましょう。

要点をまとめると:

  • 受け取り用のBTCCで正しい通貨とネットワークを選び、入金アドレス(必要ならMemoも)を取得する
  • ポジションを決済し、出金可能な残高を確保してから出金
  • BitMEXで同じネットワークを選び、2FAと確認メールで承認して出金
  • 出金履歴は税金の計算用に必ず保存

ネットワークの一致・アドレスの全文字確認・少額テストの3点さえ守れば、送金は安全です。操作に慣れても、毎回この確認を欠かさないようにしてください。

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