BingX(ビンエックス)は、現物取引や無期限先物(=決済期限のない先物取引)、コピートレード(=上級者の売買を自動でまねる機能)を提供する海外の暗号資産取引所です。
日本語のサイト・アプリ・サポートを備え、1000種類を超える銘柄と自動売買ボットなど、機能の幅広さで知られています。
一方で、日本で使ううえで気になるのが金融庁の警告状況です。
本記事では、BingXの特徴・手数料・評判・使い方を整理し、金融庁の登録状況と利用時のリスクまでを順にわかりやすく解説します。
※本記事の内容は投資勧誘を目的とするものではなく、情報提供のみを目的としています。
BingXで開催中のキャンペーンを厳選して紹介。入金や取引でもらえる特典の条件と期間、口座開設の手順までまとめて解説します。
記事を読むBingX(ビンエックス)とは?

| 名称 | BingX(ビンエックス) |
|---|---|
| ジャンル | 海外の暗号資産取引所(CEX) |
| 設立 | 2018年 |
| 取扱銘柄数 | 1,000種類以上 |
| 主なサービス | 現物取引/無期限先物/コピートレード/自動売買ボット/Earn(資産運用) |
| 現物手数料 | メイカー・テイカーともに0.10% |
| 先物手数料 | メイカー0.02%/テイカー0.05% |
| 最大レバレッジ | 主要ペアで最大125〜150倍 |
| 日本語対応 | あり |
| 金融庁への登録 | 無登録 |
| 金融庁の警告リスト | 掲載なし(2026年8月時点) |
BingXは、2018年に設立された海外の暗号資産取引所です。現物取引に加えて、無期限先物やコピートレードなど、幅広い取引手段を1つのアプリで扱える点が特徴とされています。
公式サイトに移動します/登録は無料です
BingXの特徴|現物・先物・コピートレードを扱う総合型の取引所
BingXは、複数の取引手段を1つの口座で扱える総合型の取引所です。主なサービスは次のとおりです。
- 現物取引:暗号資産そのものを売買する、もっとも基本的な取引
- 無期限先物:決済期限のない先物取引。価格の上下どちらでも利益を狙えるがリスクも大きい
- コピートレード:他の利用者の売買を自動でまねる機能
BingXの特徴は、大きく3つに整理できます。
特徴1|20USDTから始められるコピートレード

BingXの機能でまず挙がるのが、コピートレードです。BingX上で成績を公開しているトレーダーを選ぶと、その売買が自分の口座でも自動的に再現されます。
始めるのに大きな資金は要りません。 無期限先物のコピーは20USDT(数千円程度)から、現物のコピーは1注文5USDTから設定できます。相場を自分で分析する時間が取れない人でも、実績を見て選ぶところから始められます。
特徴2|現物・先物・自動売買まで1つの口座で完結

BingXは、取引の手段が幅広いことも特徴です。現物取引と無期限先物に加えて、あらかじめ決めた条件で機械的に売買する自動売買ボット、暗号資産を預けて報酬を受け取るEarn(資産運用)、株式や指数を対象としたTradFi商品まで、同じ口座で扱えます。

無期限先物では、主要ペアで最大125〜150倍程度のレバレッジに対応しているとされます。
手数料は、現物がメイカー・テイカーともに0.10%、無期限先物がメイカー0.02%・テイカー0.05%です。取引量に応じた割引もあります。
特徴3|日本のアプリストアから直接ダウンロードできる

BingXのアプリは、日本のApp Store・Google Playからそのままダウンロードできます。
海外取引所のなかには、金融庁の警告を受けたことでアプリストアからアプリが削除され、日本の利用者が入手できなくなった例があります。BingXは現時点で警告リストに掲載されていないため、通常のアプリと同じように検索してインストールできる状態です。
公式サイトに移動します/登録は無料です
BingXの口座開設と使い方
BingXは、メールアドレスまたは電話番号があれば登録できます。入出金や取引を行うには、本人確認(KYC:身分証などで本人であることを確認する手続き)が必要です。
日本円の直接入金には対応していないため、国内取引所で暗号資産を購入してから送金する流れになります。ここでは、登録から取引開始までの手順を順に見ていきます(画面の表示は2026年8月時点のものです)。
STEP1:口座を開設する

登録に必要なのは、メールアドレス(または電話番号)とパスワードだけです。利用規約では、実名での登録と18歳以上であることが条件とされています。
- BingXの新規登録ページにアクセスする
- 登録方法として「電話番号」または「メールアドレス」を選び、入力する
- パスワードを設定する(8〜30文字で、英字と数字の両方を含める必要があります)
- 「新規登録」をクリックする
- メールまたはSMSに届いた認証コードを入力して完了
公式サイトに移動します/登録は無料です
STEP2:本人確認(KYC)を済ませる

BingXの認証レベルは、未認証と「アドバンス認証」に分かれています。
| 入金 | 不可 | 制限なし |
| 24時間の出金上限 | 20,000 USDT | 5,000,000 USDT |
| 取引 | 不可 | 可能 |
| ローンチパッド参加 | 不可 | 可能 |
未認証のままでは入金も取引もできないため、取引を始めるには本人確認が必須です。
手順
- ログイン後、右上のプロフィールアイコンからアカウント設定へ進む
- 「KYC認証」→「個人認証」を選択
- 「アドバンス認証」のカードで「今すぐ認証」をクリック
- 書類の発行国・地域を選択する
- 書類の種類を選ぶ(IDカード/パスポート/その他の身分証明書類)
- 書類の写真を表裏の両面アップロードする
- 書類を手に持った自撮り写真を提出する
アプリ版もほぼ同じ流れで、カメラへのアクセスを許可してから撮影します。
審査にかかる時間は通常2〜10分とされています。写真は「明るく鮮明」で、書類の四隅すべてが写っている必要があります。書類の情報が不正確な場合や、同じ書類が他のアカウントで使われている場合は認証に失敗します。
STEP3:セキュリティ設定を済ませる

登録が完了したら、先にセキュリティ設定をしておくと安全です。公式の初心者ガイドでも推奨されています。
- 資金パスワード:入出金や取引の認証に使う6桁のパスワード。「セキュリティセンター」の「Fund Password」から設定します
- 2段階認証:同じセキュリティセンターで、Google Authenticatorとの連携ができます
認証手段(電話・メール・認証アプリ)は最低2つを維持する必要があります。認証手段を変更・削除した場合、24時間は出金できなくなる点に注意してください。
STEP4:暗号資産を入金する
暗号資産を送金して、BingXへ入金します。
入金手順
- トップページ右上の「資産」をクリック
- メニューから「入金」を選択
- 入金する暗号資産、ネットワーク、受取口座を選択する
- 「コピー」ボタンで入金アドレスをコピーする(QRコードの読み取りも可)
- 送金元の取引所から、そのアドレスへ送金する
- 「資産」→「資金口座」で着金を確認する
アプリ版は、ホーム画面の「入金/暗号資産購入」から同様に進めます。
送金時に必ず確認したいこと
対応ネットワークは、ERC20・TRC20・BEP20・POLYGONなど複数あります。送金元とBingX側で、同じネットワークを選ぶ必要があります。 公式サイトにも次の警告が記載されています。
選択した入金暗号資産と入金ネットワークに間違いがないかを確認してください。そうでない場合、お客様の資産は失われ、取り戻すことができません
反映までの時間は、通常数分から数十分程度です。ブロックチェーンの混雑状況によっては、さらに時間がかかることもあります。
また、国内取引所によっては海外取引所への直接送金に対応していない場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
STEP5:取引を始める

入金が反映されたら、取引を始められます。
現物取引の場合
- 上部メニューの「現物」をクリック
- 画面左側で取引ペアを選択または検索する
- 「購入」または「売却」を選び、注文タイプを選択する
- 金額または価格・数量を入力して注文する
注文タイプは、現在の市場価格で売買する「成行」と、指定した価格で売買する「指値」が基本です。未約定の注文は「現在の注文」に表示され、ここからキャンセルできます。
先物取引の場合
先物は、初心者向けの「スタンダード先物」と、経験者向けの「無期限先物」に分かれています。手順は次のとおりです。
- 取引ペアを選択する
- 証拠金モードを選ぶ(分離マージン/クロスマージン)
- 「ロング」(値上がり予想)または「ショート」(値下がり予想)を選ぶ
- 注文タイプを選択する
- レバレッジを設定する
- 資金口座から先物口座へ資金を振り替える
- 利確・損切りを設定して注文する
証拠金モードは、リスクの範囲が変わる重要な設定です。分離マージンは、損失が出てもそのポジションに割り当てた証拠金までで済みます。クロスマージンは口座の残高全体を共有するため、強制決済が発生すると残高すべてを失う可能性があります。初めは分離マージンから試すのが無難です。
未決済のポジションや保留中の注文がある状態では、証拠金モードを切り替えられません。
BingXは金融庁に登録されている?無登録リスクについて

BingXは、日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていません。
一方で、BingXは金融庁の警告リストには掲載されていません。
金融庁は、無登録で日本の居住者に対して暗号資産交換業を行っている海外業者について、名称を公表しています。2026年8月時点で公表されているのは、KuCoin・Bybit・MEXC・Bitget・Binanceなどで、BingXの名前はこのリストにありません。
つまりBingXは、「登録はされていないが、名指しで警告も受けていない」という状態です。同じ海外取引所でも、警告を受けている業者とは状況が異なります。
警告を受けていない現状のメリットと、その裏側のリスク

この「警告を受けていない」という状態は、利用する側から見ると次のような意味を持ちます。
現状のメリットは、通常どおり使える環境が続いていることです。 警告を受けた業者は、日本のアプリストアからアプリが削除されたり、日本語対応やサービス提供が縮小したりする例があります。BingXは警告を受けていないため、現時点では日本のApp Store・Google Playからアプリを入手でき、日本語のまま利用できています。
一方で、この状態がいつまで続くかは分かりません。 金融庁は無登録業者への対応を継続しており、警告リストは随時更新されます。KuCoinやBybitのように、後から名称が公表された例もあります。将来的にBingXが警告の対象となり、日本からの利用が難しくなる可能性は残ります。

そして、警告の有無にかかわらず、無登録である以上、利用者保護の枠組みの外にあることは変わりません。 出金トラブルや経営破綻が起きても、日本の当局による救済は期待できません。「今は使える」ことと「守られている」ことは別の話です。
警告リストに載っていないことは「安全」や「金融庁が認めた」を意味しません。 利用を検討する際は、最新の状況を金融庁の公式サイトで確認してください。
無登録の取引所は誰が使ってもいいのか

「無登録の取引所を使うと、利用者側が罰せられるのではないか」と心配する声もありますが、日本の法律で、個人が海外取引所を利用すること自体を禁止する規定はありません。
暗号資産交換業の登録義務は、あくまでサービスを提供する業者側にかかるものです。無登録で日本の居住者に営業した場合、規制の対象となるのは業者です。利用する個人が、無登録の取引所を使ったことを理由に処罰されることはありません。
利用するかどうかは個人の判断に委ねられており、その結果も自己責任の範囲で引き受けることになります。
BingXの評判|良い評価と気になる声
BingXについて、Xでどのような声が上がっているかを見ていきます。ここでは実際に投稿されているポストを参照します。
出金の速さを挙げる声

実際の利用報告でもっとも多かったのが、出金や送金がスムーズだったという体験です。
今回はBingx経由。(BitpointからXRPをBingxに送ってUSDTにスワップ)スムーズだった😊 — UNO(@uno00125492)投稿を見る
このほか、BingXからSBI VCトレードへの出金が5分で着金したという報告(@Sequoia1783828)や、国内の銀行への出金が1日かかったのに対しBingX経由は数分で済んだという投稿(@explosionnami)もあります。
2018年設立で利用者数が多い点や、2024年の流出事故で自己資金による全額補填が行われた点を評価する投稿(@SOU_BTC)もあります。アプリの使いやすさに触れる投稿も見られます。
取引環境やアプリの操作性を評価する声

取引画面の使い勝手を具体的に挙げる投稿もあります。スマホのチャート画面から直接注文を出したり、変更・削除ができる点、成行ボタンがあるため短い足でのエントリーがしやすい点を評価する声(@MurphyBTC)です。
手数料については、スプレッド(=売値と買値の差)が狭く、取引手数料が安いためスキャルピング(=短時間で売買を繰り返す手法)に向いているという感想(@Izayoi6165)が見られます。
金融庁との「イタチごっこ」を心配する声

BingXについて最も多く語られているのが、規制に関する懸念です。背景には、海外取引所と金融庁の間で繰り返されてきた構図があります。
金融庁が無登録の海外取引所に警告を出す → その取引所が日本から撤退する → 利用者が別の未警告の取引所へ移る → やがてその取引所も警告を受ける、という流れです。実際にBybitやBitgetが日本市場から撤退しており、そのたびに利用者の移動先が変わってきました。
Bitgetの日本サービス終了。Bybitに続く大手海外取引所の撤退で、次はKuCoin・MEXCが秒読みという声も — テクニカルスナイパー(@forgoodtrade)投稿を見る
こうした経緯から、Bitget撤退後にBingXへ利用者が集まっている現状が、次の警告につながるのではないかという観測が出ています。
日本人みんなでbingxにイナゴ引越し、金融庁完全マーク、日本サービス終了まで見えた — yamada(@vvv_19k)投稿を見る
同様に、インフルエンサーによるBingXの紹介が急増していることで目をつけられるのではないかと懸念する投稿(@sovetskygopnik)や、無登録である点を明記したうえで少額から試すことや資金の分散を勧める投稿(@AoiBtc)もあります。
現時点でBingXは警告を受けていませんが、この状況が続くかどうかは分からないというのが、Xで見られる見方です。
BingXを利用する際の注意点・デメリット
BingXを利用する前に、押さえておきたい点を整理します。
金融庁に登録されていないため利用者保護の対象外

BingXは無登録の海外取引所です。国内の登録業者に課される分別管理(=利用者の資産を自社の資産と分けて管理すること)などの規制は適用されません。
出金できない、口座が凍結されたといったトラブルが起きても、日本の当局による救済は期待できません。利用する場合は自己責任となる点を理解したうえで、失っても生活に影響しない範囲の資金にとどめることが大切です。
日本円の直接入出金に対応していない

日本円をそのまま入金することはできません。国内取引所で暗号資産を購入し、送金する手順が必要です。
送金にはネットワーク手数料がかかり、着金まで時間を要する場合もあります。送金時のネットワーク選択を誤ると資産が戻らない可能性があるため、入金画面の指定を必ず確認してください。
過去にハッキング被害が発生している

2024年9月、BingXのホットウォレット(=インターネットに接続された状態の保管先)から約4,300万ドル相当の暗号資産が流出する被害が発生しました。BingXは自社資金で全額を補償したと表明し、その後は補償用の基金を設けています。
海外取引所に資産を預け続けることには一定のリスクが伴います。 長期間保有する場合は、取引所に置いたままにせず、自分で管理するウォレットへ移すことも検討してください。
高いレバレッジによる損失リスク

無期限先物では高い倍率のレバレッジを利用できます。少ない資金で大きな取引ができる反面、相場が想定と逆に動けば、預けた証拠金を短時間で失う可能性があります。
強制的に決済される仕組み(ロスカット)もあるため、仕組みを理解しないまま高倍率で取引するのは避けたいところです。まずは低い倍率か、現物取引から始めるのが安全です。
価格変動そのもののリスク

暗号資産は価格の上下が大きい資産です。短期間で大きく値下がりすることもあります。余裕資金の範囲で、無理のない金額から始めることを心がけてください。
BingXに関するよくある質問(FAQ)
口座開設に必要なものは何ですか?
メールアドレス(または電話番号)とパスワードがあれば登録できます。利用規約では、実名の登録と18歳以上であることが条件とされています。入出金や主要な機能を使うには、本人確認(KYC)が必要です。
本人確認(KYC)は必要ですか?
登録自体はメールアドレスか電話番号のみで可能ですが、入出金や主要な機能の利用には本人確認が必要です。政府発行の身分証明書の提出が求められます。
日本円で直接入金できますか?
できません。国内取引所でビットコインやUSDTなどの暗号資産を購入し、BingXへ送金する必要があります。送金時は、送金元とBingX側で同じネットワークを選ぶ点に注意してください。
コピートレードはいくらから始められますか?
無期限先物のコピーは20USDTから、現物のコピーは1注文5USDTから設定できます。コピーの停止はいつでも可能で、資金は自分のウォレットに残ります。利益が出た場合、先物は10〜32%、現物は一律10%がトレーダーへの分配となります。
スマホアプリはありますか?
iOS・Androidの両方で提供されています。日本のApp Storeでの評価は4.7(868件のレビュー・2026年8月時点)です。日本語に対応しています。
利益が出た場合の税金はどうなりますか?
国内・海外を問わず、暗号資産の取引で得た利益は課税対象です。取引記録を残しておき、詳細は国税庁の案内や税理士に確認してください。
日本から使うのは違法ですか?
個人が海外取引所を利用すること自体を禁じる法律はありません。ただしBingXは金融庁に登録されていないため、日本の利用者保護の対象外です。トラブルが起きた場合も自己責任となります。
金融庁の警告リストに載っていないなら安全ですか?
警告リストに掲載されていないことは、安全性や適法性を保証するものではありません。無登録である事実に変わりはなく、リストは随時更新されます。最新の状況は金融庁の公式サイトで確認してください。
まとめ
BingXは、現物・無期限先物・コピートレードを扱う海外の暗号資産取引所です。日本語対応やアプリの使いやすさ、幅広い銘柄を評価する声がある一方で、日本円の直接入金に対応していない点は事前に把握しておきたいところです。
金融庁との関係については、登録はされていないものの、警告リストにも掲載されていないという状態です。この2つは意味が異なるため、混同しないことが大切です。無登録である以上、日本の利用者保護の枠組みの外にあることは変わりません。
利用を検討する場合は、無理のない金額から始め、資産をすべて取引所に預けたままにしないなど、リスクを抑える使い方を心がけてください。最新の登録状況や手数料は、金融庁および公式サイトで確認することをおすすめします。