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ビットコイン・イーサリアム・リップル上昇|仮想通貨市場はクラリティ法案進展で続伸

2026年7月22日 12:37  7月22日 12:43  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は7月21日から22日午前にかけて、3銘柄そろって続伸しました。21日未明を安値に火曜の取引を通じて水準を高め、リップルが最も強く、ビットコインは6万6000ドル台を回復しています。

口火は、市場構造を定めるクラリティ法案の進展への思惑です。ベッセント米財務長官が審議は最終局面にあると述べ、8月の休会前の早期成立を促したと伝わりました。

米財務長官、クラリティ法案審議を最終局面と発言|BTC・コインベース株急伸

ビットコイン、6万7000ドルに迫る

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは6万4306ドルを安値に、6万6840ドルまで買われ、6万7000ドルに迫りました。現在は6万6410ドルと24時間で1.69%高で、6万6000ドル台を回復しています。

ベッセント米財務長官のクラリティ法案審議についての発言はブルームバーグが伝え、ルールの先行きが見えることへの思惑が広がり、規制に敏感なコインベース株も一時12%超上昇しました。現物ETFも直近営業日まで5営業日連続の流入です。

イーサリアム、1900ドル台を固める

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは1864ドルを安値に1946ドルまで買われ、現在は1932ドルと24時間で1.17%高です。1900ドル台を固め、21日以降の上げ幅はビットコインを上回りました。市場構造の枠組みが整えば証券か商品かの線引きが明確になる恩恵も見込まれ、法整備の前進に反応しやすい面もあります。

リップル、3銘柄で最も伸びる

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は1.092ドルを安値に1.1566ドルまで買われ、現在は1.14ドルと24時間で2.60%高と、3銘柄で最も伸びました。リップルは市場構造の整備で直接恩恵を受ける銘柄と目され、規制前進への感応度が最も高く、今回の材料に強く反応しました。

チャート上で1.13ドルの節目を上抜けたことも追い風です。ただし固有の新規材料はなく、リスクオンでの連動度の高さと感応度、テクニカルが重なった動きです。

法整備への思惑が感応度の高い銘柄を押し上げ

上昇の口火は、クラリティ法案の可決期待です。ベッセント財務長官が審議の最終局面に言及し、規制動向に反応しやすいリップルやコインベースが先頭に立って全体を押し上げました。

一方、しばしば言われる「原油安や利下げ期待」は今回の材料ではありません。原油はむしろ5週間ぶりの高値をつけ、金利も上昇し、FOMCを28日から29日に控えて金融政策はタカ派のままです。この金融面の逆風を、株高のリスクオンとETF流入・クジラの買い集めが上回りました。

上院採決と大型決算が試金石

目先の焦点は同法案の行方です。上院の採決日程はまだ定まらず、8月の休会前が事実上の期限で、民主党の反対もあって可決は不透明なままです。今週はアルファベットとテスラの決算も22日引け後に控えます。7月28日から29日のFOMCは据え置きが優勢です。

注目ラインは、ビットコインが6万7000ドル、イーサリアムが1950ドル、リップルが1.16ドルの上抜けです。

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