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ビットコイン・イーサリアム・リップル反発|トランプ擁護発言で上昇、仮想通貨市場は高値圏を維持

2026年7月7日 13:23  Arai Yu

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暗号資産市場は7月6日から7日朝にかけて反発し、上昇後も高値圏を維持しています。7月6日夜はストラテジーのビットコイン売却が伝わって3銘柄そろって下押ししましたが、トランプ大統領の暗号資産擁護発言が追い風となって切り返し、ビットコインは一時6万4000ドル台に乗せました。

その後も6万3000ドル台の高値圏で底堅く推移し、売却をこなして上昇分を保っています。

ビットコイン、反落するも高値圏の6万3000ドル台を維持

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは7月6日夜、ストラテジーの売却報道を受けて6万1339ドルまで下げました。しかし7月7日未明、トランプ大統領が自らを「大の暗号資産好き」と述べ、「Trump Accounts」へのビットコイン組み入れにも前向きな姿勢を示すと、これを好感して反発。

7月7日朝には一時6万4387ドルまで上昇し、7月1日の安値(約5万7900ドル)から約11%戻しました。現在は6万3286ドルと24時間ではほぼ横ばいで、上昇後の高値圏を維持しています。大口の売却をこなしても崩れず、6万4000ドルの再回復をうかがう地合いです。

イーサリアム、1800ドル台を回復

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムも下値から反発しました。7月6日夜に1732ドルまで下げた後、7月7日朝には一時1819ドルまで上昇し、1800ドルの節目を回復しました。現在は1777ドルと高値圏でのもみ合いが続き、下値を切り上げています。1800ドルの定着が進めば、戻りに弾みがつきそうです。

リップル、下値切り上げ、MiCAライセンスが中期の支えに

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(xrp)も7月6日夜の1.11ドルを安値に反発し、7月7日未明には一時1.16ドルまで上昇しました。現在は1.13ドルと高値圏を保っています。7月6日にはリップル社が欧州でMiCAのフルライセンスを取得しており、事業展開を後押しする好材料として中期的な支えになりそうです。1.16ドルの上抜けが上値の目安です。

トランプ氏の擁護発言が追い風、売却をこなし高値圏を維持

今回の上昇を主導したのは、トランプ大統領の暗号資産擁護発言です。7月7日未明(米国時間6日)、トランプ氏は自らを暗号資産のファンだと表明し、「米国がやらなければ中国が主導権を握る」と支持を鮮明にしました。この発言が、直前のストラテジーによるビットコイン3588枚の売却(優先株の配当原資の確保が目的)という弱材料を打ち消しました。

買い増しの象徴だった同社の売却をこなしてもなお高値圏を保った点は、地合いの改善を示します。7月1日の安値から水準を切り上げ、リスク選好は着実に持ち直しています。

今後の展望|FOMC議事要旨と3銘柄の注目ライン

当面の焦点は、日本時間7月9日未明の6月FOMC議事要旨です。この局面で警戒されるのは利下げでなく追加利上げで、内容がタカ派に偏らなければ上値追いの支えとなりそうです。本命は翌週7月14日の6月消費者物価指数(CPI)で、インフレ鈍化が確認されればリスクオンに弾みがつきます。

注目ラインは、ビットコインが6万4000ドルの回復と6万5500ドル台の突破、イーサリアムが1800ドルの定着、リップルが1.16ドルの上抜けです。

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