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メタプラネット、反発一巡で株価200円まで下落|BTC6万ドル回復うかがうも株価は逆行安

2026年6月30日 12:23  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は6月30日の前場、前日比‑2円の200円前後で推移し、前日の反発の勢いは一巡したとみられます。寄り付き直後に安値196円まで売られ、6月26日につけた年初来安値195円に接近する場面がありました。ビットコイン(BTC)が6万ドルの大台回復をうかがい下げ渋るなかで、株価だけが上値の重い逆行安となった点が今回の特徴です。

前日の6月29日は終値202円と5営業日ぶりに反発したものの、その勢いは続かず、6月30日は戻り売りに押される展開となりました。新規の買い増しや適時開示といった個別材料は確認されておらず、BTC相場の底堅さに株価が追随しきれない状態が続いています。

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当日の値動き

6月30日の前場は、始値203円で前日終値202円を小幅に上回って始まり、寄り付き直後に高値204円をつけました。しかしその後は売りに押され、9時31分に安値196円まで下落し、年初来安値195円に接近しました。11時台には200円前後まで戻したものの前日比‑1%程度の軟調な推移となり、出来高は11時14分時点で約741万株、売買代金は約14.8億円でした。

前日の6月29日は、始値201円から高値205円まで買われ、安値199円を挟んで終値202円と、前日比+5円で5営業日ぶりに反発しました。もっとも、6月22日終値245円から6月26日終値197円までの約2割安の調整からの戻りは限定的で、6月30日は再び年初来安値圏を試す動きとなっています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では下落基調が続いており、株価は主要な移動平均線を下回って推移しています。年初来高値639円(1月15日)から水準を大きく切り下げ、3カ月リターンは‑35.1%、1年リターンは‑87.9%と、中長期では深い調整局面が続いています。MACDも弱含みの圏内にあり、トレンドは依然として下向きです。

6月29日に反発したものの戻りは続かず、6月30日は再び年初来安値195円を試す動きとなっており、安値圏でのもみ合いが続いています。195円を明確に割り込むかどうかが、下値模索が一段と進むか底固めに向かうかの分岐点になるとみられます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月30日の寄り付きで高値204円をつけた後、9時31分の安値196円まで急速に押し戻される弱い値動きとなりました。前日に意識された199円の下値を割り込んでおり、短期的には戻り売りが優勢であることがうかがえます。

直近の下値メドは本日安値196円、その下に年初来安値195円が支持線として控えます。上値は本日高値204円、前日高値205円、さらに6月26日高値210円が戻りのメドとして意識されます。当面は195〜205円の狭いレンジ内での攻防が焦点となります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。最新の買い増しは2026年3月31日の5075枚で、それ以降は保有量を据え置いています。BTC価格が969万7283円まで持ち直したことで、Bitcoin NAV(評価額)は3896億円となり、未実現損益は‑2338億円と、前日の‑2380億円から含み損はわずかに縮小しました。

一方、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.82倍と、前日の0.84倍からさらに低下しました。BTC価格の持ち直しでBitcoin NAVが増えたにもかかわらず、株価が下落したことで、時価総額2560億円・企業価値3175億円がBitcoin NAV3896億円を下回るディスカウントはむしろ拡大しています。1株あたりNAVは304.40円で、足元の200円前後の株価はこれを大きく下回る水準です。

今後の株価の焦点

短期的な下値のサポートは本日安値196円、そして年初来安値195円です。195円を明確に割り込むと、心理的節目の崩れから下値模索が再燃する可能性があります。上値は本日高値204円、前日高値205円、さらに6月26日高値210円が戻りのメドとして意識されます。

当面の焦点は、BTCが6万ドルの節目をしっかりと回復し、定着できるかどうかです。BTCは一時6万ドルを回復したものの戻りは鈍く、米雇用統計後の金利動向やリスクオフの強弱が引き続き相場の重しとなっています。連動性の高いメタプラ株は、BTCが底堅さを増す局面でも株価が追随しきれておらず、この「ねじれ」が解消に向かうかが当面の試金石となります。

加えて、EV mNAV0.82倍というディスカウントの拡大が修正に向かうか、追加の買い増しや資金調達といった新たな材料が出てくるかも、株価の方向感を左右します。当面は、BTC相場の6万ドル攻防とディスカウントの行方をにらみながら、195〜205円のレンジを上下どちらに抜けるかが焦点となります。

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