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キャシー・ウッド氏率いるARK、仮想通貨関連株に4350万ドル追加投資

2026年6月30日 19:09  Arai Yu

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キャシー・ウッド氏率いるARK Investが、過去3取引日で暗号資産(仮想通貨)関連株に数百万ドル規模を投じました。

買い増しの中心は米暗号資産取引所Coinbase株とステーブルコイン発行企業Circle株で、取得額はそれぞれ約128万ドル、約64万ドルにのぼりました。価格下落が続く局面で資金を振り向けた格好で、同社の逆張り色の強い運用姿勢が改めて鮮明になりました。

ARKの買い増し銘柄と取得額

ARKが追加取得したのは、Coinbase株、Circle株のほか、暗号資産関連企業Bullish、金融アプリ大手Robinhood、SoFi Technologiesです。取得額はBullishが約520万ドル、Robinhoodが約327万ドル、SoFiが約169万ドルでした。

買い付けの大半は主力ファンドのARK Innovation ETF(ARKK)に配分されました。これにARK Next Generation Internet ETF(ARKW)とARK Blockchain & Fintech Innovation ETF(ARKF)が続き、暗号資産とフィンテックの両分野をまたぐ銘柄群として組み入れられています。

今回の投資は、株価が大きく調整したタイミングと重なります。過去1カ月の下落率はCircle、Coinbase、Bullishともに大きく下落していました。値下がりした銘柄を段階的に拾う動きは、成長株に強気なARKの運用手法をそのまま映しています。

下落時の買い増しが示す投資姿勢

暗号資産(仮想通貨)そのものではなく関連株を通じて資金を投じている点も特徴です。Coinbaseは売買手数料や保管事業を通じて暗号資産市場の取引活況と連動しやすく、Circleは米ドル連動型ステーブルコインUSDCの発行体として、ブロックチェーン決済の拡大を業績に取り込みやすい立場にあります。RobinhoodやSoFiも、個人投資家向けの金融サービスの中で暗号資産を扱う接点を持っています。

つまり今回の買い増しは、ビットコインやイーサリアムの値動きそのものに賭けるというより、暗号資産市場のインフラや流通網を担う企業群に資金を寄せた動きといえます。相場が弱含む場面でも、取引所、決済、個人向け金融アプリといった周辺企業の成長余地を評価している構図です。

参考元:theblock
画像:Shutterstock

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