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ビットコイン・イーサリアム・リップル下落|株安リスクオフとロング清算で仮想通貨も続落

2026年6月24日 12:04  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は6月23日から24日午前にかけて下げ幅を広げ、6月19日以来の安値を更新しました。23日午後から夜にかけて世界的な株安が広がると、暗号資産にもリスク回避の売りが波及し、ビットコインは節目の6万2000ドルを一時割り込みました。

とりわけイーサリアムは24時間の下落率が3銘柄で最大となり、弱さが目立っています。24日午前はいったん下げ渋ったものの、戻りは限られています。

ビットコイン、6万2000ドル台へ下落|世界同時リスクオフで約3兆ドル消失、テック・AI売りに連鎖か

ビットコイン、一時6万2000ドル割れへ

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは23日午前に6万4000ドル前後でじり安となった後、午後から夜にかけて下げ足を速めました。6万3000ドルを割り込むと強制清算を巻き込み、23日午後10時半ごろには節目の6万2000ドルを一時割り込み、6月19日の安値を下回りました。

24日はおおむね6万2000ドル台でもみ合い、現在は6万2595ドルと24時間で2.4%安です。6万2000ドルを回復・維持できるかが当面の焦点で、上値メドは6万4000ドルとなります。

イーサリアム、1642ドルまで下落、3銘柄で下落率最大

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは24時間の下落率が3銘柄で最も大きく、弱さが際立ちました。23日午後に下げが加速し、一時1642ドルまで売られています。

現物ETFの流出に加え、主要アップグレードの延期観測やETH/BTC比率の低迷といった個別の弱材料も重なり、リスク回避局面で売られやすくなっています。現在は1663ドルと24時間で3.8%安です。1650ドルの維持が下値の分かれ目となります。

リップル、1.09ドル台へ下げるも下落率は最小

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)も軟調でしたが、下げ幅は3銘柄で最も小さくとどまりました。24日未明に1.093ドルまで売られた後、1.10ドル台へ持ち直しています。現在は1.11ドルと24時間で1.9%安です。下落率の小ささが、相対的な底堅さを示しました。1.10ドルの維持が当面の支持線です。

6万2000ドル割れを誘発した連鎖清算、株安リスクオフが重なる

今回の下げの直接の引き金となったのは、節目割れに伴うレバレッジ取引の強制清算です。23日午後から夜にかけて世界的な株安でリスク回避が強まる一方、ビットコインが6万3000ドル、続いて6万2000ドルへと水準を切り下げる過程で買い持ちの清算が連鎖し、株安局面と節目割れの売りが同時に進んで下げを増幅したとみられます。

24時間の清算額は数億ドル規模に達しました。地合いの面でも、ドル高・米金利高や現物ETFの流出継続が買い支えを薄くしていました。一方、重しだった中東情勢は和平協議の進展などで鎮静化しており、今回の下げの主因ではありません。

焦点は木曜のコアPCE物価指数

市場の関心は、日本時間25日午後9時30分に発表される5月のコアPCE物価指数と1〜3月期GDP確報です。FRBが重視するコアPCEが市場予想を上回れば、利下げ観測が一段と後退してドル高が進み、暗号資産の上値を一層抑えかねません。あわせて金曜には四半期末のオプション満期も控え、値動きが荒くなりやすい点に注意が必要です。

価格面では、ビットコインの6万2000ドル回復、イーサリアムの1650ドル、リップルの1.10ドルの維持が、下げ止まりを見極める目安となります。

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