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チェーンリンク、韓国・欧州の銀行連合とFX即時決済基盤「Project Pangea」始動

2026年6月24日 16:45  Arai Yu

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Chainlinkは6月23日、韓国の銀行連合UniKA、欧州37行のコンソーシアムQivalis、FairSquareLabと共同で、外国為替市場のT+0決済基盤『Project Pangea』を立ち上げたと発表しました。

規制準拠のユーロ建て・韓国ウォン建てステーブルコインを使い、従来はT+2が一般的だった決済を即時化する構想です。参加機関は合計で10兆ドル超の運用資産を代表し、12カ月以内の実取引開始を目標に据えました。

T+2の為替決済をT+0へ切り替える狙い

Project Pangeaは、国際送金や為替取引の裏側に残る時間差を縮める取り組みです。現在の外国為替市場では、取引成立から実際の資金受け渡しまで2営業日程度かかるT+2決済が広く使われています。

この時間差は、片方の通貨だけが先に渡り、もう片方が届かない決済リスクを生みます。Project Pangeaでは、ユーロと韓国ウォンの規制準拠ステーブルコインを使い、2つの通貨を同時に交換する『atomic PvP』を採用します。取引と決済を一体で完了させる仕組みで、為替市場で長年残ってきた受け渡しリスクの圧縮を狙います。

対象としているのは、欧州・韓国間の貿易回廊とみられます。単なる概念実証ではなく、今後12カ月以内に実際の取引を動かすインフラ整備を進める点に特徴があります。

Chainlink Labsのキャピタルマーケッツ部門プレジデント、Fernando Vazquez氏は、Project Pangeaが分断された現在の外国為替モデルを、ステーブルコインによる直接的で原子的な通貨交換へ更新する取り組みだと説明しました。

UniKAは新韓銀行など5者の運営委員会と10行超で構成され、Qivalisは欧州37行が参加するコンソーシアムです。韓国側では、FairSquareLabのJoonhong Kim氏が、Project Pangeaは単なる効率化にとどまらず、韓国ウォンが世界の通貨市場とより直接につながる道を開くものだと位置付けました。QivalisのAPACパートナーシップ責任者Jean-Luc Gustave氏は、同プロジェクトがQivalisのユーロ建てステーブルコインを機関投資家向けFX革新の中核に据える可能性があると述べました。

参考元:coindesk

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