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イラン情勢緊迫で金(ゴールド)価格上昇、ビットコインは一時6万5000ドルまで下落

2026年3月2日 14:47  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

3月2日の市場は、イラン情勢の緊迫化を背景に、安全資産とリスク資産の役割の違いがよりはっきりする一日となりました。

資金の一部は守りの資産へ向かい、金が買われる一方、ビットコインは一度売られてから買い戻される展開となりました。

金価格5200ドル手前、ビットコイン6万8000ドル節目|金利高止まりが重し

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金は5200ドル近辺から上昇、高値5367ドル

金(XAU)/ USD 1時間足チャート

金は5200ドル近辺から上昇し、高値は5367ドルまで伸びました。

市場では5200ドル近辺が押し目の起点として意識され、5300ドル台への定着が安全資産需要の強さを示す形となりました。

背景には、イラン情勢の緊張が長引く可能性とトランプ前大統領の発言も材料視され、緊張の長期化が原油高騰や物価上昇につながり得るとの見方が広がりました。

その結果、物価上振れや金融政策の不透明感に備える資金が、価値保存の受け皿として金へ向かいやすい構図となりました。

ビットコイン一時6万5200ドル台まで下落

BTC/USDT 1時間足チャート

一方、ビットコインは6万5200ドル台まで下落した後に持ち直し、高値は6万7000ドルとなりました。

下値では6万5200ドル台が意識され、戻り局面では6万7000ドル近辺が節目として意識されました。

地政学リスクが強まった局面では、値動きが大きい資産ほど先にポジションを軽くする動きが出やすく、短期筋のリスク調整が下押しにつながりました。

その後に反発が入ったのは、売りが一巡した段階で買い戻しが入ったためで、資金が全面的に逃げたわけではないことを示しています。

原油・物価懸念で金に資金、BTCは短期のリスク調整

同じ外部環境のもとで動きが分かれたのは、今回の材料が地政学リスクに加えて原油と物価にもつながる形で意識されたためです。

緊張の長期化が原油供給不安を強め、物価上振れの連想が広がったことで、資産防衛の資金は金へ向かいました。

一方でビットコインは値動きが大きく短期ポジションも多いため、初動ではリスク調整の売りが先行し、その後に買い戻しが入る展開となりました。

結果として、金は防衛需要に支えられ、ビットコインは調整と反発が交錯する形となり、この差が本日の値動きとして表れました。

金は5300ドル台維持、BTCは6万5200ドル台の攻防

市場が次に確認しようとしているのは、金が5300ドル台を維持できるかどうか、そしてビットコインが6万5200ドル台を明確に割り込まず推移できるかという点です。

イラン情勢の続報や原油の動きが、資金の向きを左右する材料として引き続き注視されています。

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