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スマートリング型暗号ウォレット誕生|Tangemが米国で特許取得

2025年5月30日 18:49  11月18日 11:47  kishimoto

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スイスの暗号資産ハードウェアウォレット企業であるTangem(タンジェム)は、暗号資産を安全に保管・管理できるスマートリング型ウォレット「Tangem Ring」に関する米国特許(特許番号:12307443)を取得しました。
これは同社にとって2025年で3件目の米国特許であり、ウェアラブル金融市場への本格的な参入を示しています。

画像を選択するとTangem(タンジェム)の公式サイトへ移動します。

Tangem Ringの概要と技術的特徴

Tangem Ringは、NFC(近距離無線通信)技術を活用し、スマートフォンにリングをかざすだけで暗号資産の取引署名が可能なウェアラブル型ハードウェアウォレットです。
内部にはEAL6+認証を取得したセキュアエレメントが搭載されており、秘密鍵はリング内で生成・保管され、外部に漏れることはありません。

主な特徴は以下の通りです。

完全な自己管理型
秘密鍵はユーザー自身が管理し、外部に依存しません。
スマートバックアップ機能
リングと2枚のTangemカードによるバックアップシステムを採用し、秘密鍵の安全な保管と復元が可能です。
耐久性とデザイン性
高純度のジルコニアセラミック製で、耐傷性・防水性(IP68)を備え、日常使用に適しています。
長期保証
25年間の製品保証が提供されており、長期的な使用が想定されています。

Tangem Ringは、Tangemの公式ウェブサイトで予約注文が可能で、サイズはUSサイズ6から13まで展開されています。

特許取得の背景と意義

Tangemが取得した特許は、ウェアラブルデバイスによる暗号資産の安全な保管と取引署名に関する技術を保護するものです。
この特許により、Tangemはウェアラブル金融市場における競争優位性を確保し、ライセンス供与やパートナーシップの拡大を図ることが可能となります。

TangemのCEOであるAndrey Kurennykh氏は、「この特許は当社のセキュアアーキテクチャの強みを確認するものであり、ウェアラブル金融の最前線にTangemを位置づけるものです」と述べています。

ウェアラブル金融市場の展望

グローバルなスマートリング市場は、ウェアラブル決済やデジタルIDソリューションへの需要増加により、今後も二桁成長が見込まれています。
Tangemは、この成長市場において、ライセンス供与、組み込み金融パートナーシップ、直接消費者への販売など、多角的な展開を計画しています。

想定される影響コインとその理由

ビットコイン(BTC)

影響度

理由
Tangem RingはBTCの保管と取引に対応しており、自己管理志向の投資家にとっての選択肢が広がります。
普及すればBTC利用者層の拡大に貢献します。

イーサリアム(ETH)

影響度

理由
多くのDeFiやNFT取引に使われるETHも対応対象であり、モバイル性の高いハードウォレットが普及すれば利便性向上で需要が上がる可能性があります。

モネロ(XMR)

影響度

理由

プライバシー志向のユーザーはリング型ウォレットに興味を示す可能性はあるが、TangemがXMRに対応しているかは未確認のため影響は限定的です。

まとめ

Tangem Ringの登場は、暗号資産の管理方法に新たな選択肢を提供するものです。
従来のハードウェアウォレットはカード型やUSB型が主流でしたが、リング型という新しい形状は、日常生活に自然に溶け込むデザインと利便性を兼ね備えています。
特に、秘密鍵の生成・保管・取引署名がリング内で完結する点や、スマートバックアップ機能により、ユーザーは高いセキュリティを確保しながら、シードフレーズの管理から解放されます。
今後、Tangem Ringが普及することで、暗号資産の自己管理がより一般的になり、ウェアラブルデバイスによる金融取引の新たなスタンダードが確立される可能性があります。

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