米国のウォーレン・デビッドソン議員が、米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長を解任する法案を可決するよう議会に要請した。
この呼びかけは、証券規制当局が仮想通貨取引所クラーケンに対して今年2度目の訴訟を起こしたことを受けたもので、同取引所は最初の訴訟の和解金として3000万ドル(約45億円)を支払った。
デビッドソン下院議員、仮想通貨取引所を10カ月で2度提訴したSECゲンスラー委員長の解任を要求
ウォーレン・デビッドソン下院議員(オハイオ州選出)は、証券規制当局が仮想通貨取引所クラーケンを10ヶ月の間に2度提訴したことを受け、米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長を解任する法案を可決するよう議会に求めた。
デビッドソン議員は火曜日、ソーシャルメディアプラットフォームXに次のように書き込んだ。
「今こそ、私のSEC安定化法を可決し、ゲイリー・ゲンスラー氏を解任する絶好の機会だ。」
月曜日、SECは仮想通貨取引プラットフォームを「未登録の証券取引所、ブローカー、ディーラー、清算機関として」運営しているとして、クラーケンに対して今年2度目の訴訟を起こした。
2月の最初の告発は、仮想通貨取引所のステーキングプログラムに関するもので、その結果、SECとの和解が成立し、クラーケンは3000万ドルを支払った。
クラーケンの共同設立者で元CEOのジェシー・パウエルは月曜日にソーシャルメディアプラットフォームXに「アメリカの最高権力者がまたアメリカを攻撃している。2月の時点で3000万ドルを支払って、彼らの懸念はすべて解決したと思っていたのに、また同じことを繰り返すのか?」と書きこんだ。
デビッドソン下院議員は6月、米国の資本市場を「横暴な議長から」守るため、ゲンスラーSEC議長を解任するSEC安定法を提出した。
同氏は、この法案は「委員長の役割をなくす」ものだと説明し、次のように述べた。
「現在の委員はそのままに、6人目の委員を加えることで、どの政党からも3人以上の委員が出ないようにする。」
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