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仮想通貨はギャンブルであり有害なものに変貌している=欧州中央銀行の理事が批判

2023年6月24日 10:16  7月2日 18:41  【編集長】合原和也

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欧州中央銀行(ECB)のファビオ・パネッタ専務理事が仮想通貨に対して痛烈な批判を行っている。
同氏はビットコインが価値の保存手段として機能するという幻想は消え去ったと述べている。

ECB専務理事が仮想通貨を批判

ECB専務理事のファビオ・パネッタ氏が第22回国際決済銀行(BIS)年次会議で仮想通貨への見解を述べている。
仮想通貨、特にビットコインはデジタルゴールドとして人気を博し、米国で成人の5人に1人、欧州では成人の10人に1人が投資して2021年11月には1BTC770万円を突破するまで高騰した。
しかし同氏は価値の保存手段として機能するという幻想はその後の仮想通貨の冬によって消え去り、現在は多くの人が仮想通貨の将来に疑問を抱いていると指摘している。

また、最近の動向を加味すると金融システムの中央集権化に対抗するために創設されたにもかかわらず、仮想通貨自体が非常に集権化していると述べ、市場に混乱を招くと危惧している。

私は仮想通貨はその限界により、革新的で堅牢な金融形態に発展せず、むしろ有害なものに変貌していると考えます。
仮想通貨のエコシステムは市場の失敗と負の外部性に満ちており、適切な規制による保護措置が講じられない限り、更なる市場の混乱に見舞われることは必至です。

同氏はまた、ブロックチェーン上での仮想通貨の取引は非効率的で、エネルギーを大量に消費すると批判。その上で、最適なレベルのセキュリティ、スケーラビリティ、分散化を同時に達成できないと述べている。
そして金融規制を回避する手段として使用されていると指摘し、新興国市場のマクロ経済への影響を懸念している。
最後に同氏は、政府が仮想通貨に対しての厳格な規制を行い、中央銀行デジタル通貨などの信頼性の高いデジタル決済資産の開発に注力すべきと提唱している。

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この記事はCointelegraphの「ECB official labels crypto as ‘deleterious’ with ‘no societal benefits’ in scathing speech」を参考にして作られています。