中国人諜報員が米政府職員にビットコインで賄賂を贈り、「司法妨害」を試みたとして起訴された。
米司法長官は「司法制度の完全性を損なおうとする企て」として一連の行為を非難した。
中国諜報員がビットコインで賄賂
米司法省のリリースで、Guochun HeとZheng Wanという二人の諜報員が「(中国に拠点を置く)グローバルな通信会社に対する進行中の連邦犯罪捜査と起訴」に関連するファイルを盗むため、米政府職員に賄賂を贈っていたことが明らかになった。
メリック・ガーランド米司法長官は24日に開かれた記者会見で、この諜報行為に関して「司法制度の完全性を損なおうとする企て」として非難した。
He及びWan両容疑者は2019年から、政府職員に特定の機密情報を盗むよう指示。
2021年、He容疑者は「『秘密』に分類されているように思われる」文書と引き換えに、2度にわたってビットコインで計6.1万ドル(約903万円)の賄賂を支払ったという。
スパイ行為はファーウェイのため?
米司法省によると、二人の中国人諜報員は「中国政府に代わって、Company-1の利益のために」諜報活動を行ったとされており、具体的にどの企業のために諜報活動を行っていたかは伏せられている。
しかし各メディアが伝えるところによれば、この「Company-1」は中国通信機器大手・ファーウェイである可能性が高いという。
同社は2018年にも、米国政府の制裁対象であるイランにおける事業について虚偽の報告をした疑いなどで起訴されている。
なお、記者会見で「Company-1」がファーウェイであるのは事実なのかと問われたAlexander Solomon連邦検事補は、コメントを避けた。
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